初めてキャンプをする時の下準備
初めてのキャンプで大切なのは、失敗しないための事前準備。まずはどこのキャンプ場に行くかを決めることになりますが、どんな設備があるのかやレンタルできるものは何があるのかなど、情報収集から始めるようにしましょう。
キャンプ場で使えるものによって、自分たちで持っていくものも変わりますので、キャンプ道具をそろえる前にキャンプ場を決めておいたほうが安心です。
キャンプ場を決める際には、以下の点をチェックしてみてください。
- お風呂、シャワーはあるか
- トイレはきれいか
- 付近にスーパーはあるか
- テントの横に車を止められるか
- スタッフが常駐しているか
- ご飯やお昼寝のタイミング
- 渋滞情報を確認する
- 子どもを遊ばせる場所はあるのか
- キャンプ道具のレンタルはあるか
新しいキャンプ場には、敷地内に銭湯があったり車で数分のところに日帰り温泉があったりしますが、古いキャンプ場となると、シャワーも付いていないところもあるため注意しましょう。
初めてのキャンプでは道具をそろえるのが大変。キャンプ場によっては、テントやバーベキューセットなどをレンタルしている場所もあります。キャンプ道具は金額が高いものもあるので、まずはレンタルしてこれからも家族でキャンプを楽しめそうだな、と思ってからの購入をおすすめします。
また、テントの横に車を付けられる「オートサイト」でないと荷物の持ち運びがかなり大変になってしまうので、子どもが小さい場合などにはキャンプ場の中まで車を乗り入れられるかなどもチェックしましょう。
初めてキャンプに行く場合は、ネットや口コミなどを確認したうえで、電話でも周辺情報を詳しく聞いておくと、子ども連れでも安心して臨めますよ。
キャンプ初心者に必要な持ち物&道具リスト
子ども連れでキャンプをする際にはロッジなどを利用することもできますが、基本的にはテントを立てて野外泊することになります。
家族で泊まる場合はテントも大きいものが必要になりますし、ほかにもいろいろと用意するものがあるので、これから紹介するリストを参考に準備してくださいね。
また、初めてのキャンプにおすすめの道具も一緒に紹介します。ただ、キャンプ場によってはレンタルが可能ですので、一度にすべてをそろえるのではなく、少しずつ購入することをおすすめします。
持ち物リスト
- お泊まりセット(歯ブラシ、着替え、充電器など)
- お風呂セット(バスタオル、ハンドタオル、シャンプー、洗顔など)
- 水着、サンダル(夏場)
- 帽子
- 虫よけスプレー、日焼け止めクリーム
- 食材、調味料
- 調理器具(包丁、まな板、ヘラ、おたま、トングなど)
- 調理道具(鍋、フライパン、湯沸かし器など)
- 洗浄・片付けグッズ(食器洗いたわし、洗剤、ふきん、ぞうきん、ゴミ袋など)
- ペーパー類(キッチンペーパー、ティッシュ、ウェットティッシュなど)
- 食器類(割りばし、コップ、紙皿、プラスチック保存容器など)
- 車中グッズ(車の中で遊んで楽しめるもの、リラックスできるもの)
- 現地で遊べるもの(花火、水鉄砲など)
まずは、キャンプに持って行った方がよい持ち物リストです。特にキャンプ用というわけではなく、いつものお泊まりと同じくシンプルに考えて、家族分のお泊まりセットを用意しておきましょう。
夏場に川遊びなど水で遊ぶ場合は、タオルを多めに持っていきましょう。
虫よけや日焼け止めは、外で肌を守るための必需品。どんな虫がいるか分からないため、肌に付ける用と付近に置いたり吹きかけたりする用も準備することをおすすめします。
食器類は割れにくくて軽いプラスチックのもの、紙製のものがおすすめ。プラスチック保存容器はボウルがわりにもお皿にも、余った食材の保存容器にもなるので、いくつか持っていくとよいでしょう。食事のときに使う子ども用のエプロンは、使い捨てのもので十分です。
食材は、お昼までにキャンプ場に到着する場合は、夕食用・翌日の朝食用に加えて、昼食用の食材も用意が必要です。事前に計画して、前日までに買い物をしておくと当日は時間に余裕が生まれますよ。先にメニューが決まれば、必要な調理器具と調理用具も決めやすくなるでしょう。
家族でキャンプに行く場合は、キャンプ場まで行くまでの道のりも楽しめるよう、車内で子どもたちが遊べるものも用意しておくとよいですよ。
道具リスト
次に、キャンプをするとき主に必要になる道具リストです。
- テント、タープ
- レジャーシート
- インナーマット
- 寝具(寝袋、タオルケット、枕)
- メインテーブル、サブテーブル、椅子、子ども用椅子
- ライト類(ランタン、懐中電灯など)
- バーベキューセット(コンロ、たき火台、鉄板、アルミホイルなど)
- 着火ライター、着火剤、バーナー
- 炭、まき
- クーラーボックス
テントにタープ、テーブル類、椅子類、バーベキューセットなどは、野外泊する際にはどうしても必要になるもの。家族分の椅子は用意しておきましょう。
冷蔵庫が無いため、食材を保存するためのクーラーボックスも必須です。少しでも荷物を少なくしたいという方は、炭・まきはキャンプ場の売店や周辺のスーパーなどでも購入できますよ。
夜は明かりがなく真っ暗になりますので、ライト類も忘れないようにしましょう。電池切れなどもあるため、何個かあると安心。着火ライターや着火剤などは、火をつけるときに欠かせないグッズですが、初めてのキャンプの場合はガスコンロなどでもOK。
キャンプは屋外で寝ることになるため、寝具も大切です。子どもがいる場合は、なかなか寝付けなかったり夜中起きたりすることもあるかもしれないので、あらかじめ寝袋で寝る練習をしておくのもいいですね。
テント内を快適に過ごせるよう、夏場はサーキュレーターなど空気を循環させるグッズがあると便利です。冬場は暖房器具は危険なため、厚手の寝巻や冬用の寝袋を用意しておくようにしてくださいね。
キャンプ初心者が簡単に使えるおすすめの道具はコレ!
キャンプに行く際には、これまで使ったことのない道具も必要になるため、新たに購入するものも増えるでしょう。これからも家族でキャンプしていくのなら、使いやすくて良いものを選びたいですよね。
具体的にどのようなグッズが必要なのか悩んでいる方に向けて、アウトドアに欠かせないおすすめアイテムを集めました。
子どもを連れてのキャンプでも安全で簡単に扱える上に、便利で役に立つこと間違いなしの商品ばかりです。
FIELDOOR(フィールドア)「ワンタッチテント5人用」
PR
キャンプには必需品の一つであるテント。こちらのテントは、組み立てるのにかかる時間が15秒。骨組みから作る必要がなく、ワンタッチで設営できるため、キャンプ初心者の方にぴったりなアイテムです。いつもなら、パパに任せがちな作業ですが、こちらのテントならママにも簡単に組み立てられそうですよね。
また通気性がよく、6本のポールを使用しているため、機能的にも問題ありません。重量は約4.9kgと軽量タイプなため、持ち運びも楽にできます。この重さなら、移動の際にも困りませんね。
DABADA(ダバダ)「LEDランタン63灯」
シンプルな設計で、誰にでも簡単に操作できるランタンです。夕方から夜にかけては灯りが全くないため、真っ暗です。そのため、キャンプにはランタンが欠かせません。
こちらのアイテムの充電方法は、USB充電・手回し充電・ソーラー充電・乾電池充電・車載充電と全部で5つの方法があります。万が一、充電をし忘れてしまった時でも安心です。
また、緊急時には携帯電話を充電することもでき、災害時にも役立ちます。キャンプ用にはもちろん、防災グッズとしても準備しておきたい商品です。
FIELDOOR(フィールドア)「ワンタッチタープ」
PR
料理や食事をする時のスペースを確保するタープ。こちらの商品は、強度のあるスチールフレームを採用し、安定性も抜群。生地には高耐水加工が施され、雨の日も安心してキャンプできるでしょう。
生地に施されたUVカット加工・シルバーコート加工により、暑さや紫外線を気にせず快適に過ごせます。
組み立ては、大人2人で持ち上げて広げるだけのため、あっという間に設営は完了!簡単に組み立てることができます。キャンプに、ビーチに、ピクニックなどの行事に大活躍な万能アイテムです。
「カラフルレジャーシート」
PR
アウトドアに欠かせないアイテムの1つである、レジャーシート。こちらのアイテムは大人4~6人が座れるサイズで、程よく厚みがあり、凸凹が気になる地面でも座り心地は抜群です。
カラフルでおしゃれなチェック柄が、楽しい気分をより一層盛り立ててくれるでしょう。キャンプやピクニック、学校行事などで大活躍間違いなしですね。
また、コンパクトに収納することができる点もポイントが高いでしょう。取手が付いているため、持ち運びにとても便利ですよ。
FIELDOOR(フィールドア) 「折畳みクッショングランドシート」
PR
キャンプで快適に過ごすためにあると便利な、グランドシート。こちらのアイテムは、厚さ5㎜のクッション材が入っています。座っている時に冷えを感じることなく過ごすことができます。気になる悩みが解消できるうれしいアイテムですよね。
レジャーシートとしての利用だけでなく、テント内に敷き込んでも使えます。便利なポケット付きで、小物の収納にぴったりです。折りたたみ方も簡単で、長さ調節可能なストラップが付いており、持ち運びにとても役立ちますよ。
Coleman(コールマン) 「アドベンチャースリーピングバッグ」
PR
野外泊には欠かせない、スリーピングバッグ。こちらの商品は、テント内での使用はもちろん、車中泊にもおすすめの寝袋です。カラーも落ち着いたブルーで、デザインもすてきですよね。
こちらのアイテムは1人用ですが、上下を分割することで2人用に変身します。またマットレスとしても使用できるようになっており、とても優秀なアイテムです。さらに、出し入れが簡単なクッション型ケース付きなところもうれしいポイントです。
FIELDOOR(フィールドア)「アウトドアテーブルセット」
PR
キャンプ時にぴったりなレジャーテーブルセットです。こちらのアイテムは、一人でも簡単に組み立てることができる設計です。また、テーブルの中にベンチが収納できるようになっているため、持ち運びにも最適なコンパクトサイズを実現しています。
コンパクトに収納できる上に、ベンチは大人2人が座っても問題なしの静止耐荷重160kg。しっかりとした機能性も兼ね備えているアイテムですよ。さらに、カラーバリエーションも6種類と豊富。自分の好みで選べるところもうれしいですよね。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 「コンパクトテーブル」
PR
サブテーブルにぴったりの、コンパクトテーブルです。お手軽なコンパクトサイズで、持ち運びも楽々。組み立ても簡単です。
ドリンクホルダー付きになっているため、飲み物を置く場所にも困りません。特に小さな子どもがいると、飲み物をひっくり返してしまうことも日常茶飯事…テーブルにドリンクホルダーが付いているとパパママも助かりますよね。
いろんな場所で活躍するアイテムです。
グリーンライフ 「コンパクトバーベキューコンロ」
PR
バーベキューをするなら、バーベキューコンロも必要です。こちらの商品は、4~5人が楽しめるサイズです。家族でバーベキューをするなら最適なサイズではないでしょうか。また材質がスチールのため、本体重量が約2.7kgと軽く持ち運びがしやすいでしょう。
FIELDOOR(フィールドア) 「クーラーボックス46Lキャスター付」
PR
冷蔵庫のないキャンプ場には必須となる、クーラーボックス。こちらの商品は、2リットルのペットボトルが11本収納できるサイズです。キャスターとハンドルが付いているため、重くても持ち運びは楽にできますよ。
キャンプや海水浴などアウトドアでの使用はもちろん、災害時にも冷蔵庫代わりに活躍するはず。一家に一つ持っておきたいアイテムですね。
ここで紹介したクーラーボックスのサイズは46リットルですが、同じ形、デザインで80/100/150リットルと4サイズあります。利用する人数や、車のサイズで選ぶことをおすすめします。
子どもも一緒にみんなで楽しめるキャンプにおすすめの料理
キャンプで楽しい食事の時間。野外で食べる食事はまた格別においしいものですよね。キャンプでの料理と言えば「バーベキュー」。または「カレーライス」といったところでしょうか。
実はその他にもキャンプで楽しめる料理はたくさんあります。大人だけでなく子どもも楽しめるような、おすすめのアウトドア料理をご紹介します。
- パエリアなどの大皿料理
- スペアリブなどのスタミナお肉料理
- シチューなどの煮込み料理
- 見た目がわくわくするような鳥の丸焼き
- 朝ごはんにおすすめホットサンド
パエリアなどの大皿料理は見た目も色鮮やかで、ご飯と野菜、お肉も一度に取れる一皿ではないでしょうか。ダッチオーブンなどで作ればインスタ映えも間違いなし。大皿料理はパエリア以外にも、グラタン、アクアパッツァ、キッシュなどがありますよ。
焼き肉以外で子どもたちも喜ぶ肉料理を考えると、骨付きのスペアリブはおすすめです。他にもローストビーフやロールキャベツなどもあります。
またシチューやカレーなどの煮込み料理は、あまり手間がかからなくておすすめ。その他、朝ごはんにはハムとチーズを挟んだホットサンドに野菜たっぷりのミネストローネ。チョコバナナを挟んだホットサンドを作ると、朝から子どもも大喜びですよ。
今年こそ!子どもと一緒にキャンプに行こう
ソロキャンプなども人気ですが、子どもが小さいころに体験する家族でのキャンプも忘れられない思い出となるでしょう。
子どもをキャンプに連れて行きたいと思いつつも、準備が大変そうでなかなか行動に移せていない方もいるかもしれません。
今回はキャンプ場の選び方から具体的に必要な道具やアイテム、キャンプの楽しみ方などを詳しく紹介しましたので、家族でのキャンプがイメージしやすくなったのではないでしょうか。
キャンプで必要になるアウトドアグッズは、購入すると出費がかさむことも考えられますが、キャンプでの使用以外にも防災グッズとして備えておけるため、決して無駄な買い物にはならないと思います。そして、家族でのキャンプはお金には代えられない時間が過ごせるはず。
この記事を参考に、今年こそ子どもを連れて家族でキャンプに行ってみてはいかがでしょうか。