家計を赤字にしない3つのポイント
家族の生活を守るため、家計の赤字(つまり貯金が減ること)は避けたいですよね。そしてできることなら、毎月それなりの一定額を貯金したいところです。
貯金が増えない日々の中で、なぜわが家は貯金できないか客観的に考えてみたところ(考え方は後述します)、お金が減らないために必要な3つのことがわかってきました。
- 赤字にしないため月に必要な金額を把握する
- 収入よりも出ていくお金が超えないか確認
- 一度決めた収支も、定期的に見直す
意外と難しい3項目に感じるかもしれませんが、家計簿をつけてみると家計の流れが見えてきます。
わが家の場合は、お金が増えない理由に以下のようなことがあると気づくことができました。
わが家の貯金が増えない理由5選
わが家の世帯収入の手取りは約25万円(これより多くなることはほとんどありません)。夫婦+子ども2人の4人で賃貸住宅暮らしをしています。
家計をあらためて見直すと、わが家の貯金が増えない理由は以下の5つが思い当たりました。
1. 奨学金を返済中であること
当時、無利子で借りていた奨学金の返済が月々約1万円していました。奨学金の残りは約22万円で、あと22回の返済が必要な状況です。わが家にとってこの月1万円はとても大きいと感じました。
奨学金を完済したら、その分は子どもたちの教育費貯金へ回す予定にしています。年間12万円も貯めることができますよね。
2. やりくり費が多い
食費や日用品や雑費や医療費、被服費などで、合計10万円以上かけてしまっていました。この「やりくり費」が多くなってしまい、毎月貯金にまわせる金額が減っています。
先取り貯金をしようとしても、給料日前にはお金が足りなくなり、貯金を切り崩していることを反省しました。
3. 収入が少ない
わが家は正社員の共働き夫婦ですが、お互いの手取りを合わせて25万円程度です。毎月節約を頑張っても、残るお金は微々たるもの。
家計を改めてみてみると、節約もしつつ、もっと収入を増やすのが貯金を増やす近道だと感じました。解決策として、その後は夫が転職し、わたしはコツコツと副業をはじめました。
4. クレジットカードの使用金額が多い
過去の話ですが、毎月のお金が足りなくなり、給料日前はクレジットカードで買ったり、必要なものを通販で買ったりしていました。
その結果、年間のクレジットカード使用料が合計100万円になってしまったことも。ちりも積もれば山となる。支払い額は山となり、貯金ができなくなりました。
この経験からクレジットカードでの支出は管理しにくいと感じ、わたしはクレジットカードの利用をなるべく控えることにしました。
クレジットカードの請求に頭を悩ませている、払いきれないぐらい高額になっているという場合は、一度クレジットカードを使わずに暮らしてみるのも良いと思います。
5. 特別出費が多い
車検、自動車税、自動車保険、タイヤ代、誕生日やクリスマスなどのイベント代(プレゼントや料理など)の出費が家計の大きな負担になっていました。
解決方法としては、その後は年間必要な特別出費を合計し、12か月分で割り、毎月特別出費の貯金をするようにしました。わが家の場合、月に3万円の特別出費用の貯金をしています。
家計を見つめ直せば、貯金するためのカギを発見できる
家賃や水道光熱費などの住むために必要なお金のほか、食費や日用品といった生きていくために必要なお金があります。それぞれいくらかかっているか見直すのは大切なことです。
もちろん自分へのご褒美(美容、おやつ、趣味)にも、いくらかけていたか考えなおしてみましょう。
その結果、月に必要な金額は収入と比べてどうですか。赤字になるようなら、減らせるものを減らし、減らせるものがない時は収入を増やすことが必要です。
貯金が増えない理由を見つけ、赤字にしないポイントをおさえられれば、少しずつ貯金できる家計の体質ができあがっていきますよ。わたし自身もまだまだ奮闘中です。