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習い事を通じて学んでほしいこととは?
運動好きながら、スポーツが得意ではない長男のイチくん。そんなイチくんに対し「体を動かすことの楽しさを知り、少しでも自信につなげてほしい」そんな思いで、オニハハさんはバスケット教室に通わせることにしました。
しかし、園児対象の教室ながら、ふたを開けてみれば予想以上の厳しい指導。怒られてばかりのイチくんは、やがて「やめたい」と言うように。
先生に相談すると「続けることが大事」と説得され、一度は続けさせることを考えたオニハハさんですが、葛藤は続きます。バスケットボール教室がある日は保育園にも行きたくないと言い出すイチくん。表情も暗くなってしまいました。
そこでオニハハさんは考えを改め、バスケットボール教室をやめさせることに。その決断が正しかったのか親として悩むオニハハさんですが、イチくんはその後どう変化したのでしょうか。
「やめる」ことは「逃げ」じゃない
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バスケット教室で厳しい声をかけられるイチくんの姿を見て、オニハハさんはまるで自分のことのように感じ、つらくなります。そこで、自分目線ではなく子どものためになることが何かを考えようとし始めます。
先生の「すぐにやめさせると逃げ癖がついてしまう」という言葉が頭からは離れないオニハハさんでしたが、バスケットボール教室をやめた後のイチくんの様子を見て、わが子のペースで合う習い事を見つければいいと考えなおいたそうです。
子どもの性格や個性、成長に合わせた習い事は、だれでもすぐに見つかるものではありません。わが子のペースで見つけられたら良いですよね。
子どもなりの成長を見守って
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バスケット教室はやめることにしたイチ君ですが、やがて自分でやりたいことを見つけて取り組めるようになりました。
子どもの可能性は無限大。一つのことを一生懸命に続けられるのはとても立派なことですが、自分に合うものに出会うまでいろいろなことにチャレンジできるのも、同じくらいすてきなことではないでしょうか。
子どもの目線に立って、子ども自身が前向きに成長できる習い事を一緒に見つけてあげられるとよいですね。わが子の習い事に悩んだときは、オニハハさんの作品『習い事をやめたい』を、ぜひ読んでみてください。