Ⓒnishikei_hetamanga
束縛・モラハラの傾向が強すぎる彼氏・バッキーにさんざん振り回されたキキさん。なんとか別れることに成功したのですが、なんと合鍵を預けたままだったことに気づきます。思いもよらない行動をするバッキーに鍵を握られていると思うと安心して生活できないため、バッキーの母親に直接話し、合鍵を返してもらうことに。
翌日、それまでの苦労がうそのように、スムーズに鍵が返却されました。バッキーはその後何かアクションを起こすのでしょうか。
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非通知の電話は怪しいものの、それ以上に何か起こらなかったことにはホッとします。
結婚も決まり、新しい道を歩み始めたキキさんに何があったのでしょうか?
その束縛は「愛」じゃない
激しい束縛をされたり人格否定をされたりする関係が長く続くほど、自分がモラハラを受けていると自覚するのは難しくなっていくのかもしれません。
キキさんに似た状況の方の中には、相手に反論したり別れ話をしたりすると、暴力に発展するケースもあるようです。男女共同参画局は、交際相手をコントロールしたり、「自分のモノ」として扱ったりすることについて「交際相手に対する『暴力』、いわゆる『デートDV』にあたります」として、以下のように啓蒙しています。
あなたにとって幸せってどんなこと?その幸せは、自分で選んだものでしょうか?自分のことは自分で決めていいのです。嫌なことは、「NO」と言ってもいいのです。あなたの感じている「怖い」や「つらい」 は、もしかすると交際相手からの暴力、いわゆるデートDV かもしれません。
あなたには幸せに生きる権利があります。
あなたのこころやからだを大切にできるのはあなた自身です。暴力をふるわれていい人などひとりもいません。
時には相手から離れることも選択肢の1つです。別れることに相手のOKはいりません。 ※1
- 男女共同参画局「恋人に対して不満やイライラがたまってしまっているあなたへ」(https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/date_dv/batterer.html,2022年11月25日最終閲覧)
モラハラやデートDVを受け続けると、心身に不調をきたす可能性もあります。恋愛は本来、自分と相手が幸せになるもののはず。ときには別れを選ぶことも必要な選択です。自分と相手が同じように幸せになれる恋愛をしたいものですね。
ニシ・ケイ(@nishikei_hetamanga)さんのインスタグラム