©kkc_ayn
寝たきりになった母親の介護のため、実家に戻ってきたキクチさん。ときに無理をしてしまったり、今までとは違う母親の姿に苦しんだりすることも。
家族で過ごす最後の時間を大切に過ごしたのち、父親とともに母親をみとりました。大変な介護生活は終わり、葬儀で母親を見送ります。
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人が消えていなくなるということについて考えていたキクチさん。ただ死んで意識がなくなるだけでなく、からだもなくなるということに、不思議な感覚を覚えます。
火葬が終わり、亡くなった後も母親の強さを身にしみて感じたキクチさんでした。
親をみとるということについて考える…
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この作品は、キクチさんが20代で母親の介護を経験しみとったあとのことまでを、丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が一番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。
いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。
もしキクチさんのように、20代で親をみとることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。
『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。
キクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さんのインスタグラム