Ⓒnishikei_hetamanga
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束縛モラハラ彼氏と別れても、なお執着され続ける日々…
この物語の主人公はキキさん。キキさんは知り合いの代理で入ったアルバイト先でバッキーと出会い、やがて付き合うようになります。しかし、バッキーは束縛や理不尽な要求がひどいモラハラ彼氏でした。
ようやくバッキーと別れることができたキキさんでしたが、元カレ、バッキーの執着心は収まらずキキさんは心休まる日が過ごせずにいました。
なぜ、別れた後も嫌がらせ行為が続くのか、バッキーへの恐怖心を募らせます…。
「友達なんていらない」束縛は幼少期のトラウマが原因?
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バッキーの実家に乗り込み合鍵を返してもらうことにしたキキさん。そこで、思いがけずバッキーの過去を知ります。
友達から執拗にからかわれてたことがきっかけで疎遠になり家族だけを大切にするようになったバッキー。幼少期のトラウマは大人になっても影響を及ぼす可能性があるといいます。もしかしたら、異様な束縛はこうした過去のトラウマから形成されていったものなのかもしれないですね…。
バッキーの過去はとてもつらかったと思います。キキさんも思わず心を痛める場面が描かれています。しかし、それが恋人を執拗に束縛していい理由にはならないと思います。
トラウマを抱えて生きることはとてもつらく、生きづらいときはたくさんあるでしょう。しかし、乗り越えていくことも、ときに必要なことのはず。バッキーが自らそのことに気が付く日はくるのでしょうか…。
ようやく解放された…あれは「愛」ではなかった
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バッキーからの嫌がらせもなくなり、本当に開放されたキキさん。そこから月日は流れ10年の歳月がたち、キキさんは過去を思い出しました。
モラハラの被害者は少しずつ自己肯定感を奪われて、その異常な状況から抜け出せなってしまいがちに。ときに心身に支障をきたすこともあるでしょう。
一度はお互い好きになった相手ゆえ、幸せな時間もあったはずです。しかし、パートナーを思い通りに動かすようなことはあってはなりません。大切な人とはお互いを尊重し合う関係でいたいですね…。