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母親の介護、そして看取り…残された時間はあとわずか
キクチさんは当時20代。母親が寝たきりになりました。自宅療養ということで実家に移り住み、介護をする決意をします。
母親のために、深夜の呼び出しにも快く応じ、介護を続けるキクチさん。母も感謝を伝えます。
そんなある日、母親の余命がわずかと分かります。そこでキクチさんは…?
母親との残された時間を有意義に使おうと決意
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キクチさんは限られた時間を有意義に過ごすため、やり残したことがないようにしようと決意します。限られた時間を悲観的にとらえるのではなく、大切に過ごそうとする姿勢はとても素晴らしいですね。
キクチさんは、自分のパートナーと親を会わせること、家族3人で写真を撮ることなど、母親との限られた時間のなかでやりたいことを実行していきます。
こんなことをしたら、嫌な思いをするだろうか…と不安な思いを持ちながらも、自分の悔いが残らないように時間を有意義に過ごします。伝えたいことは全て伝える、という気持ちは共感できますよね。
ついに別れのとき。看取る側の後悔が少しでもないように…
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とうとうやってきてしまった母親との別れのとき…。誰もが経験する親との別れですが、考えただけでつらい気持ちになりますよね。旅立つ人の気持ちを尊重しつつ、見送る人の後悔が残らないようにする…このラインの見極めはむずかしいのではないでしょうか。
ですが、尊重しすぎて悔いを残すくらいなら、キクチさんのように有意義に時間を過ごしてもよいのかもしれない、と考えることができました。
親の介護やみとりという、少し考えたくない内容。ですが、万が一のことを少しでも考えておくと、伝えたい感謝の言葉など、大きな後悔をせずに済むかもしれません。