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夫に頼りにくいと感じたぽぽさんは、子育て支援ヘルパーさんに頼ることにしました。預け先も決まり、お試しで1時間預けることに。久しぶりに1人で過ごす1時間という時間は、とても貴重な安らぎでした。
しかし、迎えに行ってみるとギャン泣きする息子さんを、おろおろと抱くヘルパーさんの姿。「まだ私に預けるのは無理かも」と言われてしまい、ぽぽさんは孤独の闇につき落とされたような気持ちになるのでした。
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やっと見えた希望の光がすぐ消えてしまい、ぽぽさんの心の中も嵐だった思います。家に響く息子さんの泣き声と外の嵐、ぽぽさんの心が壊れても無理はありません。38話に続きます。
産後の心の不調は1人で抱えないで
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ぽぽ。さんのように産後、子育ての悩みからうつ状態になったり、心身に異変が出たりする方はいるでしょう。そんなとき、自分の心の声に耳をかたむけられていますか?
つい「私のことは後でいい」「みんな疲れているから言い出しにくい」と思ってしまうかもしれませんが、相談・受診をちゅうちょする必要はありません。親になったからといって無敵になるわけではないのですから、忙しさや疲れで体調を崩すのは当然。そしてそのケアも当たり前に必要なのです。身近につらさを打ち明けられる相手がいるなら、抱え込まずに打ち明けましょう。
ぽぽ。さんのように身近な家族に言いにくいときには、産後の女性のケアをしてくれる自治体や民間の窓口を頼ったり、病院に相談したりする手もあります。厚生労働省は24時間悩み相談を受け付ける相談窓口などを紹介するウェブサイト「まもろうよ こころ」を開設しています。電話のほか、SNSでも相談できる窓口があります。
あなたにとって子どもや家族が大切な存在であるように、子どもや家族にとってもあなたは大切な存在です。自分をねぎらい、ケアすることにちゅうちょせず、自分自身を大切にしてくださいね。本作『夜泣きに泣かされて』はKindle版書籍で読むこともできます。(kindle版を読む方法は、著者・ぽぽ。さんのインスタグラムで紹介されています)
ぽぽ。 ☞ 繊細っ子×繊細ママのリアル育児(@popo_baby0104)さんのインスタグラム