©ariko_hiyokko
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勤務先から保育園まで距離があったり、残業が多かったりと、難しい条件の異動先。上司も親身になって探してくれたものの、やはり条件に合う異動先は見つからない模様。
退職し、改めて仕事を見つけた方がよいのかと考え始めた宝さん。選択肢はあっても、どちらが自分にとって良いのか結論を出すのは難しいですよね。
「時短3歳まで」に悩むママの声
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育児介護休業法では「事業主は、3歳に満たない子を養育する労働者について、労働者が希望すれば利用できる短時間勤務制度を設けなければならない」としています。そのため、3歳未満のうちは会社で定められた制度を利用して、親は時短勤務が可能です。
しかし、3歳以上の子どもに対する時短勤務は事業者の義務となっておらず、3歳になると時短勤務が終わってしまう会社もあります。宝あり子さんのように「3歳になったらフルタイムで働かなくてはならない問題」に直面している親からは、ママリにも声が寄せられています。
私の先輩は交渉して3歳以降も時短にしてもらってました。
職場から保育園の距離なんかも全然変わらないし、2歳と3歳で時間的に劇的に育児が楽になるわけないのに3歳までって言われても無理ですってちゃんと説明してました。
当たり前でしょ?ってスタンスで臨むのではなく、あくまで建設的に丁寧に説明して理解を求めた上で会社側のルールを変えてもらうのも一つの方法ですよ。
3歳からのフルタイム復帰について悩んでいる声や、転職活動に励んでいるという声、ご自身ではない方が会社と交渉の末に時短を続けているという声があがっていました。
3歳はまだまだ子育てに手がかかる時期。現実的にフルタイムで働くことは難しい方もいるのではないでしょうか。「家族や保育園と協力してフルタイムで頑張る」「転職をする」など選択肢はありますが、どの選択肢が正解かは人によって異なりますね。復帰ギリギリに考えるのではなく、前もって検討しておくとよさそうです。
フルタイム復帰が気になる方にとって、宝あり子さんの経験をつづった『3歳の壁にぶち当たった話』は非常に参考になるエッセー作品ですね。
- 厚生労働省「5. 家族的責任を有する労働者への配慮について」(https://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/faq_05.html,2023年2月5日最終閲覧)
宝あり子さん (@ariko_hiyokko)さんのインスタグラム
- 厚生労働省「育児・介護休業制度ガイドブック」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/pdf/ikuji_h27_12.pdf,2022年1月11日最終閲覧)
- 厚生労働省「育児・介護休業法について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html,2022年1月11日最終閲覧)