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生まれた瞬間から病気と闘っていた息子
元気な男の子を無事に出産した、ゆみmamaさん。幸せに包まれています。しかし、のちに息子には障がいがあることが判明します。このときは、まだ知らずに幸せを感じていました。
息子の病気に気づかなかった出産直後のことを思い出すと、ゆみmamaさんは今でも胸が痛むといいます。
モヤモヤする子育て、自分の不安は打ち明けられず
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息子が「あまり寝ない」「右手を開かない」ことを気にしながら過ごしていた産後。3か月健診で思い切って相談したものの「6か月健診まで様子を見ましょう」という結論に。
さらに医師からはゆみmamaさん自身が休めていないことを心配されました。このとき、子育ての悩みを打ち明けようとしますが、ゆみmamaさんは我慢してしまいます。他人に素直に相談できないのは、ゆみmamaさんの幼少期の影響があるといいます。
壮絶な幼少期をへて、不安を口にできなくなった
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壮絶な幼少期を過ごしてきたゆみmamaさん。さらに、大人になり、家を出ることになっても暴言は続きました。幼少期の体験がトラウマになってしまい、素直に他人へ相談できず、不安を内に秘めてしまうくせがついてしまったようです。
子育ては楽しいことばかりではありません。苦しいときは信頼できる人に相談できるとよいのですが、人によっては相談できずに悩みを抱えてしまう方もいます。家族に頼れない方もいるでしょう。ママになったからといって、強くなれるわけではありませんよね。
ゆみmamaさんの息子はその後「陳旧性(ちんきゅうせい)脳梗塞」と診断を受けます。とてもつらい診断でしたが、ゆみmamaさんは不安を夫に話し、寄り添って乗り越えることを選択し、自分の心も守る術を身に付けていきます。
『障害を受け入れるまでのお話』は、思いもよらない病気を抱えた息子と向き合いながら、自分のトラウマにも対峙するママの姿を描くお話です。
- GRASグループ「陳旧性の意味・解説」(https://www.weblio.jp/content/陳旧性,2023年3月10日最終閲覧)
- 聖路加国際病院「神経血管内治療科>小児」(https://hospital.luke.ac.jp/guide/65_neuroendovascular/child.html,2023年3月10日最終閲覧)
- 大阪市立総合医療センター 脳血管内治療科 小宮山雅樹「子供の脳梗塞」(http://www.komiyama.me/Kodomo/nao_geng_sai.html,2023年3月10日最終閲覧)