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家族で過ごした、穏やかな夕方
深夜、容態が急変した母親。医師の判断で、いったん様子見となります。自宅での介護では、急激な変化に戸惑ってしまいますね。ですが、自宅での介護だからこそ、家族水入らずでゆったりと過ごす、穏やかな時間を持つことができました。
そして、別れの瞬間は、突然やってきます。
最期は家族3人で
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穏やかな夕方、家族に見守られながら息を引き取った母親。無事に、父親と一緒に看取ることができました。本当に、最後の最後までがんばったキクチさん一家。
しかしながら、遺された家族はこれからやることが山積みです。まずは、かかりつけ医へ連絡をします。
たくさんの人に支えられた自宅介護
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お世話になったヘルパーさんから、温かい言葉をかけてもらったキクチさん親子。さらに、訪問診療の医師と看護師の対応にも感動します。改めて、たくさんの人に支えられながら母親の介護をしてきたことに感謝します。
自宅での介護とはいえ、家族だけでするには限界がありますね。必要に応じて専門医にアドバイスしてもらったり、ヘルパーさんの助けも借りながらがんばってきた介護。母親が亡くなったあとも、真摯な対応に感激してしまいますね。どのような最期になるのか、誰にも予想はできませんが、残された時間を精いっぱい家族で過ごす姿は印象的です。
親をみとるということについて考える…
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この作品は、キクチさんが20代で母親の介護とみとりの経験したことを丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が1番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。
高齢化が進む中、いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。
もしキクチさんのように、20代で親をみとることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。
『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。