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学生時代の友人が、子どもの園で働いているなんて心強いですよね。これは事態を好転させるチャンスなのでは?アイ先生の登場に期待が膨らみます。
雨降って地固まる?子どものうちから伝えたい「意思表示」の大切さ
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幼稚園や保育園は、子どもにとって初めて家族以外の人と深く関わることのできる学びの場。友だちの中には気の合う子・合わない子がいるでしょうが、そういうことを知ることも大切ですよね。
今回の作品では、梅さんの友人であるY子ちゃんの次男B助くんと、仲良しの友だちT郎くんの間に起きたトラブルが描かれます。親や先生からは絵にかいたような「良い子」に見えたT郎くんには、裏の顔があり、周囲にこっそりと意地悪をする行動が見られたといいます。
先生の指導もなかなか効果を発揮せず、ついにB助くんのママ・Y子ちゃんはB助くんに対し「やり返せ」とアドバイス。もちろん手は出さずに「嫌だ」と意思表示をしてほしいという意図でしたが、結果、ひともんちゃくバトルになった末に、問題は快方に向かいます。B助くんは適度にやり返し、T郎くんも陰湿な行動はしないように。
Y子ちゃんの想像によると、T郎くんにはまだ赤ちゃんの弟とヤンチャな兄が居て、ママを取られたり兄に意地悪をされたりでストレスがたまっていたのではとのこと。子どもなりにも我慢のしわ寄せがきていたのかもしれません。
いずれにしても、子ども同士であれ、されて嫌なことは「嫌」と伝えることが大切。きぜんとした態度を取ることで相手との関係性が良くなることもあるのだと、園児同士のトラブルから考えさせられるお話です。