©ricoroco.2019
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お気に入りの公園でお弁当を食べようとしたら…
ある平日、天気が良いので2人の子どもを連れてお気に入りの公園へやってきたリコロコさん。お昼になり、芝生の上にシートを敷いて持ってきたお弁当を食べることにしました。
ところが、近くのベンチに2人の男性がやってきて、たばこを吸いだしたのです。
公園内は禁煙なので、少し離れたところにある管理センターへ行って注意してもらおうかとも思ったリコロコさん。しかし、小さい子たちを置いていくわけにもいかず、せっかく食べ始めたところで中断させるのもかわいそうと我慢していると、一服した男性たちは去っていき一安心。
これでゆっくり食べられると思っていたけれど、また別の恐怖がリコロコさんたちに近づいていたのでした…。
機械は幼児の隣りを通り、お弁当もぐちゃぐちゃ
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すると、さっきタバコを吸っていた男性が、公園の芝生を刈り始めました。特に注意書きなどもなく、広い芝生エリアだったのでこちらまでは来ないだろうと、自分もお弁当を食べ始めたリコロコさん。
もし何か言われたらすぐに場所をあけるつもりでしたが、何と男性はすぐ近くまで近づいてきて、何も言わずにリコロコさんのシートをめくりあげてそのまま芝生を刈り続けたのです。
すぐに場所をあけようと声をかけるリコロコさんでしたが、男性はまだ8か月の子どものすぐ横を芝刈り機で通ろうとしたため、あわてて子どもを抱え上げます。「危ないじゃないですか!」と抗議してもまったく悪びれる様子のない作業員。
子どもは無事だったものの、せっかくのお弁当が芝と泥だらけになってしまったのでした。
夫に話すと事態は急展開し…
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あまりのことに憤慨したリコロコさんは、作業をしていた男性に詰め寄りますが、もう1人の作業員もやってきて「仕事をしているだけだからこっちは悪くない」と言い放ったのです。確かに、作業している時点でその場を離れなかった自分が悪かったのかもしれないと思うリコロコさんでしたが、とても納得できず仕事の休憩中だった夫に電話をかけて話を聞いてもらいました。
話を聞いてもらったことで落ち着いたリコロコさんでしたが、夫が清掃業者に連絡を入れてくれたようで、作業員2人を連れたスーツの男性がやってきて、リコロコさんに謝罪をしてくれました。
自分もいつ巻き込まれるかわからない、いつもの公園でのトラブル。自分ならどうするか、自問自答しながら読みたい作品です。