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自宅を病院だと思い込む母
夜中に起こされ、「氷をコップに入れてきて」と頼まれたキクチさん。言われた通りに持って行きますが、何度も「これじゃない」と言われ、参ってしまいます。
父が間に入って話をしてくれますが、聞き入れようとしない母に戸惑います。どうやら母は病院にいると思い込んでいる様子…。父が優しく話してくれたことで、母は理解したようでした。
母ってどんな人だっけ…?
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介護をするため、実家に戻ってまだ数日。キクチさんはすでにメンタルが落ち込んでいました。家族の介護をするということは、元気な時と嫌でも比べてしまうものですよね。病気や加齢で性格が変わってしまったり、話し方が変わってしまったり…。自分の中の母と、目の前にいる母のギャップに苦しくなってしまったのかもしれません。
翌日、キクチさんの異変を感じ取ってくれたのはヘルパーさんでした。介護は長い道のりですから、不安なことやストレスを一人で抱え込まずにやっていくことが大事なのでしょうね。キクチさんもケアマネジャー(介護支援専門員)に相談することを決心したようで何よりです。
母の体調に少しずつ変化が…
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キクチさんは今後のことを考え、父と相談したうえでケアマネジャーさんに相談のメールを送ります。介護の疲れはあったものの、家族3人で過ごす大みそかは特別だったようですね。しかし、年越しのタイミングを境に、母は寝ている時間が増え、体力が少しずつ落ちていました…。
自宅で介護するメリットは、やはり日々を家族で過ごせるところですよね。同じ空間で同じ時間を共有できることはうれしいことですよね。
とはいえ、介護する側にも、息抜きや体を休める時間は必要です。全てを自分たちだけで解決しようと思わず、使えるサービスは積極的に活用していきたいですね。それが、ひいては家族の残された時間を大事に過ごすということにつながるのではないでしょうか。