夢の国でステキな時間をくれたのは見知らぬご夫婦でした|あなたへ「ありがとう」を伝えます
あんこさん(仮名)はその日、2歳になる長女の誕生日お祝いを兼ねて某テーマパークを訪れていました。多くの人で混雑したテーマーパーク、目当ての施設は60分待ちの中、あんこさんは子ども2人と一緒に並ぶことにしました。しかしじっと待つことができない子どもたちは、列に並び始めて10分でもうぐずりだす始末。どうしようもなくなってしまい、いったん列から外れようと決めたあんこさんでしたが、そこで思いがけず人の優しさに触れる体験をします。この物語はママリ読者が、子育て中に実際に経験した体験談。育児に追われていっぱいいっぱいの中で触れた、人の優しさのエピソードを漫画化しました。世の中はとてもあたたかい人たちにあふれている。子育てをしていなければ触れることのなかった人の優しさを紹介しつつ、ママリから「ありがとう」を伝えます。
©ママリ
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2人の子どもをあやしながら列に並ぶあんこさんを助けてくれたのは、偶然にも同じ列に並んでいた見知らぬご夫婦でした。あんこさんが負担に感じないよう、さりげなくフォローをしてくれるスマートな接し方がとても印象的。
60分ただ並んで待つというのは大人でもつらく感じるものですが、ましてや幼い子ども2人を連れてとなると体力的にも精神的にもさらに削られますよね。周りからの目も気になって仕方がなくなるかもしれません。
そのようなとき、さり気ない一声をかけてもらえるだけで、その場にいても大丈夫なんだという気持ちが沸くものです。子育てをしているからこそ感じられる人のぬくもりや優しさ。世の中は思っている以上に優しいと思える体験や雰囲気が、これからもどんどん広がっていきますように。
イラスト:星田つまみ