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3月9日は「ありがとうの日」。この機会に、家族に感謝を伝えてみませんか

3月9日は「サン(3)キュー(9)」(Thank you)の語呂合わせで、「ありがとうの日」や「感謝を伝え合う日」と制定しているところがあるようです。皆さんは最近家族に「ありがとう」と言えていますか?家族だからこそ、恥ずかしくてなかなか言えていないという方もいるかもしれません。今日は筆者が家族に伝えたい「ありがとう」を綴ってみようと思います。皆さんも今日、子供やパパへ伝えてみませんか。

PIXTA

最近「ありがとう」と言えていますか

わが家は、のんびりマイペースな夫と気の強い筆者、そしてもうすぐ小学4年生になる元気な息子の3人家族です。

お互いの親兄弟は遠方に住んでいるので、家族同士のつながりが強いとは言えない環境かもしれませんが、年に数回会うこともあり、ほど良い距離感を保てているのではないかと思っています。

頼れる親が近くにいない分、夫婦でしっかり助け合って子育てに取り組んできたつもりです。しかし、遠くに住む親へ対し改めて感謝を伝える機会もないように思います。

3月9日の「ありがとうの日」にちなみ、普段は忙しくてなかなか伝え合うことが少ない「ありがとう」について立ち止まって考えてみました。

私が家族に伝えたい「いつもありがとう」

家族 PIXTA

今回、子育て日記を読み返していたのですが、過去に夫と共にお互いが1日に言った「ありがとう」の数を数えた記録がありました。結婚5年目に子供が生まれて、私たち夫婦の生活は大きく変わりました。毎日を乗り切ることに必死で、夫婦としての関係が弱くなっていることに気づき、それぞれ自分が言った「ありがとう」をカウントすることに。

お互いに50回以上言っている「ありがとう」にビックリ!でもそれ以上に、その「ありがとう」をきちんと聞けていないことに驚きました。忙しすぎて聞き取れていなかったのです。

感謝の気持ちは、相手の心に届くように伝えて初めて価値があるのですね。

今回は、筆者が「ありがとう」を伝えたい相手へ、それぞれメッセージを書いてみました。

大好きなパパへ

家族 PIXTA

わがままで手のかかる私を奥さんにしてくれて、ありがとう。あなたは私の居場所です。

12時間仕事をして帰ってきてから作ってくれる晩ご飯、ありがとう。私が持病でしんどくて起き上がれなくて「おかえり」も言えないのに、何も頼んでいないのに、ネットでレシピを見ながら優しい味のメニューを選んでくれて、ありがとう。どれもとってもおいしいよ。

新しい服や髪形に気づいたときの「いいねぇ」、すごくうれしい。気の利いたことなんて言えないタイプだから、余計にグッとくるんだよね。親になってからも、いつも私をちゃんと見ていてくれてありがとう。

毎日たくさんのハグをありがとう。心がポカポカして、あなたに出会えたことを神様に感謝したくなるの。

まだまだ書き足りないけど、これくらいにしておきます。

かわいくてたまらない息子へ

家族 PIXTA

パパとママのところに生まれてきてくれて、ありがとう。あなたが私たちの息子で本当に幸せだよ。

学校で会ったときも駆け寄ってギューってしてくれて、ありがとう。そろそろ恥ずかしいんじゃないかとママは気にしてるんだけど、あなたが友だちに「ハグはあいさつやで!」と言っているのを聞いて、なんだかうれしくなりました。どうか、そのままの強くてしなやかな心でいてね。

ママがしんどいときに頭をなでなでしてくれて、ありがとう。痛みがちょっと軽くなるんだよ。不思議だね。

忘れっぽいママの分までなんでも覚えていてくれて、ありがとう。あなたの成長にはいつも驚かされます。

夜道を歩きながら「もうちょっと大きくなったら守ってあげるから」と言ってくれて、ありがとう。思わず吹き出しちゃったよ。今じゃないのね。守ってもらえる日を楽しみに、今はママが、あなたを守るからね。

心が広くて温かいお義父さんへ

おじいちゃん PIXTA

いつも私たち夫婦の気持ちを尊重し、大切にしてくださってありがとう。

お義父さんなりに、結婚や子育て・仕事や私たちの人生設計など、思うところがたくさんあると思います。お義母さんが早くに亡くなられて、男手一つの子育てにはいろいろ苦労があったはずなのに、受け止めてくださるお義父さんの心の広さには感謝しています。

無口で不愛想なところもあるけれど、私たちを大切に想ってくださっていることはちゃんと感じています。

かわいい孫のことも含め、今後ともよろしくお願い致します。

しっかり“おじいちゃん”をしてくれる継父へ

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あなたが私の母と結婚したのは、私が18歳のときでした。再婚して20年。私は9歳しか年が違わないあなたのことを「おとうさん」と呼んだことは一度もありませんが、あなたは大切な家族です。

私たちの家族になってくれて、ありがとう。

天真爛漫な母のそばにいてくれて、ありがとう。母を一人にしておくなんて心配なこと、絶対にできないから。あなたがそばにいてくれることで、私たちは安心していられるんです。

親になったこともないのに、孫にデレデレでいてくれて、ありがとう。実は、生まれたばかりの息子を待望の孫のようにかわいがってくれるあなたの姿を見たときに初めて、家族なんだと実感できました。

いつもニックネームで呼んでいるけれど、今後私があなたをニックネーム以外で呼ぶとしたら「おじいちゃん」だと思います。

やっぱりちゃんと伝えたい!「ありがとう」

笑顔 PIXTA

今回この記事を書きながら、いかに多くの「ありがとう」と思うできごとに囲まれて生きているか、再発見できました。そして、それをしっかり言葉にして伝えなければ!とも感じました。

皆さんは、今日何回「ありがとう」と言いましたか?近い存在だからこそ、感謝の気持ちもたくさんあるはず。当たり前とスルーしてしまうことなく、毎日伝えるようにしたいですね。

3月9日はぜひ、普段なかなか言えない「ありがとう」を伝えてみませんか。

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