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何度も謝る夫に驚いた
退職したい気持ちを吐露した夫に理解を示し、夫から「子どもたちはこんなに良い母親が居てうらやましい」という趣旨の言葉をかけられたふくこさん。しかし、その瞬間ふくこさんが思い出したのは、過去に夫からかけられた心無いセリフでした。
15年前、子育てに悩んだふくこさんは夫に子育てのつらさを吐き出しますが、それを聞いた夫は「最低な母親」と言い放ちます。夫も仕事で余裕がなかった時期とは言え、その言葉は15年間ずっと頭から離れなかったというふくこさん。思わぬタイミングでその言葉を思い出し、嫌だった気持ちを初めて夫にぶつけました。
夫はその話を聞き、何度も何度も謝罪し自分が悪かったと謝ります。つらかった時に言われた言葉というのはずっと覚えているものですよね。うれしい言葉であればいいのですが、言われて悲しかった言葉ほどよく覚えているのはなぜでしょう…。
夫にとってはその場の勢いで出てしまった言葉なのかもしれませんが、母になったばかりの15年前のふくこさんにとっては相当悲しい言葉だったでしょうね。15年越しですが、ようやく謝罪を聞けたことは意味があったのではないでしょうか。
突然現れた息子。その言動に成長を感じる
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ふくこさんを抱きしめた夫の目の前に現れたのは、すでに寝たはずの息子。突然の登場に驚く夫に息子は「触っていいかお母さんに許可取った?」と聞きます。ふくこさんの教えである「同意なく女性に触ってはだめ」というのを忠実に守っている様子です。
そして自分よりも背が高くなった息子を見てさまざまな面で成長したことを夫は実感し、息子自身の頑張りとふくこさんのおかげだと感謝の気持ちを伝えたのでした。家族の仲がいい様子が会話の節々から伝わってきて見ているこちらまで幸せな気持ちになりますね。
過去の私を忘れずにこれからも生きる
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夫もふくこさんも、家族としてこれからも一緒に頑張っていこうという気持ちを新たにしたよう。過去の傷は時間がたっても癒えることはないかもしれません。言われた言葉はずっと心に残り、時々悲しい気持ちになったり落ち込んだりすることもあるでしょう。
しかし、ふくこさんは一方で「そんな過去を大事にしながらも未来に希望を持って生きていこう」と、強い思いを持っています。
夫婦でぶつかった時や何か問題が生じたときは、わだかまりを心に残さず吐き出すことが必要ですね。言わなくてもわかる、わかってくれるだろうと考えず、感じたことを伝えあうことが夫婦がお互いを理解する上でとても大切なことだと知らせてくれるエピソードです。