©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
始まりは腰痛だった
妹・サクラさんが腰を痛そうにしているのを見ていたスミレさん。病院に行くよう言いますが、病院嫌いのサクラさんは「はいはい今度行くよ」と適当に返事をし、その話は流れてしまいます。もともと生理不順もあり、早く婦人科へ行ってほしいと思いながらもそれ以上は言わなかったスミレさん。
病院へ行けば良くなるかもしれないとわかっていても、億劫でなかなか行けなかったり、こんなことで…と躊躇してしまう気持ちはよくわかりますよね。
盲腸の手術後、腰痛はさらに悪化した
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
盲腸の手術を受けたサクラさん。退院し2週間が経過しても下腹部や腰に痛みがあり、不正出血もありました。痛みは仕事に支障が出るほどに。サクラさんは母とスミレさんに付き添われ盲腸の手術をした病院を受診します。
検査をし、数時間後にようやく結果が出たのですが、看護師はサクラさんではなくまず母だけ診察室に呼びます。サクラさんの体のことなのに、なぜ母が?3人は途端に不安な気持ちに。盲腸の手術は無事に終わったのに、痛みがずっと続くのは怖いですね。しかも、傷口ではなく下腹部や腰というのは気になります。
戻ってきた母は泣いていた
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
ただならぬ雰囲気に言葉が出なかったスミレさんとサクラさん。しかし、すぐに冗談を言って和やかな空気になります。気になるのは母だけが呼ばれたということ。なぜ本人ではなく、母なのか…。その理由は戻ってきた母を見て理解できました。しばらくして戻ってきた母は暗い顔をして、涙を流していました。
サクラさんの痛みの原因は「子宮頸がん」。そしてここからサクラさんの闘病は始まったのです。
サクラさんの姉、スミレさんはその後もずっとサクラさんの闘病を見守りました。そして漫画を通じ「子宮頸がん検診の大切さ」を伝えたいのだといいます。健康の尊さ、そして命の大切さを改めて思い出させられる漫画『子宮頸がんと闘った妹の話』。当事者になりえる女性の方、家族の方みんなに読んでほしい作品です。