子どもの習い事にピアノがおすすめな理由
子どもの習いごとにはピアノがおすすめと言われることがあります。しかし学習塾や英会話教室のように、実用性がわかりやすい習いごとではありませんよね。なぜピアノがおすすめなのか、2つの理由をご紹介します。
集中力や目的に向かって練習することを身につけられる
ピアノがひけるようになるには、鍵盤の位置を覚え、指で正しい位置をひくという複雑な動きが必要で、集中しなければできません。
また、「知っている歌をひけるようになりたい」「両手でひけるようになりたい」「楽譜が読めるようになりたい」など、それぞれに合った目標を設定するため、それに向かって練習する必要性を学びます。
目標に向かって練習し、少しずつできることが増えていくことを体験できるのは子ども自身にとって喜ばしい体験なはず。
リズム感や読譜力が高まる
習いごととしてピアノを選ぶと、リズム感や読譜力など音楽の感覚が磨かれます。ママリに寄せられた、実際に習い事としてピアノを習っていたママからの意見でも、読譜力が高まることがメリットだという意見が多く見られました。
習いごととしてピアノを学んでいると、スラスラと楽譜を読んで演奏できるようになります。音楽は理屈ではなく感覚的なものなので、小さな頃から親しんでおくと音楽やリズム感に対する感覚も磨かれるかもしれませんね。
子どものピアノはいつから習わせる?
脳の発達や指先の器用さ、音楽への感覚を養える習いごとであるピアノ。それでは、ピアノ教室に通わせようとするなら、一体いつから習わせるのが良いのでしょうか?
他のパパママの意見を見てみると、多くの方が4~5歳から始めているようです。
3歳からピアノ教室に通わせていたというママからの声によると、3歳まではじっと椅子に座っていることが難しい子もいるようです。
子どもの習いごとをいつから始めるかは習う分野によって時期が変わりますが、集中力やじっとしていることが求められるピアノ教室なら、4~5歳から始めるのがおすすめです。
個人?グループレッスン?教室はどう選ぶ?
ピアノ教室は、さまざまな形があります。先生と一対一だったり、親子と先生だったり、または複数の子どもが一緒にレッスンを受ける形だったり。どのような形のレッスンが合うのかは、それぞれ異なるでしょう。
たとえば、負けず嫌いな正確の子は、周りの子と競うような形でどんどん上達していくかもしれませんし、先生と一対一でじっくり教えてもらうのが合う子もいるでしょう。
グループレッスンが良いという先輩ママの声
グループでやるので友達と一緒に歌ったり楽しいと思います!
他のピアノ教室だとピアノ弾く楽譜読みオンリーだと思うので、ある程度慣れたらそっちの教室に通う、最初はヤマハがいいと思います😊
娘はかなり負けず嫌いなので、お友達と一緒にレッスンを受けられるYAMAHAの方が合ってるみたいで、YAMAHAの方が上達してます。個人のときはほとんど弾けなかったですね😅
友達と一緒にレッスンが受けられるのがメリットと考える先輩ママの声です。カリキュラム的に、ピアノをひく以外にもいろいろな内容があるのなら、複数の子どもが一緒にいた方が楽しめるかもしれませんね。
個人レッスンが良いという先輩ママの声
娘が2歳ちょっとから個人のところに通ってます✨
私はピアノ経験が皆無なので体験に行って良さそうなところで通ってます😊
小さい子が多いところだと先生も慣れてると思います!
初めの頃はピアノにずっと座ってることも難しかったのでピアノで遊んだり、床でりずむやったり、リトミック的なのを少し入れつつ子どもが飽きないようにしてもらってましたよ☺️
引っ越しでヤマハの個人レッスンにしましたが、18歳まで習いました。
周りを見てるとグループレッスンでエレクトーンしてた子はピアノに移行して長く続けてる子は少ないなぁという印象です🤔
まぁ先生との相性、本人のやる気が大事なので一概には言えませんが💦
個人レッスンの良いところは、生徒の様子に合わせてもらえるところ。小さな子の場合、集中力が続かないことは珍しくありませんので、その場に応じて対応してもらえるのは良いですね。
また、「先生との相性と本人のやる気が大事」との声がありますが、まずは体験レッスンを受けて子どもの意見を聞いてみるのがよさそうですね。
ピアノ教室でかかる費用の目安
女の子からも、男の子からも習い事として人気のピアノ。子どもが興味を示すなら習わせてあげたい…と思っても、ピアノの習い事費用が気になる方も多いのではないでしょうか。
ピアノ教室に通うためには、一般的に次のような費用が必要です。
- 入会金:3,000~10,000円
- 月謝:5,000~7,000円
- 維持管理費:月額1,500~2,000円
- 教材費:半年ごとに5,000~7,000円
- ピアノ購入費:50~1,000万円
- 発表会参加費用:10,000~30,000円
- 発表会の衣装代:1回10,000円
かかる費用はピアノ教室によって違います。大手の音楽教室であれば入会金や維持管理費などが必要になることが多いですが、個人教室なら無料のところもあるでしょう。月謝はレッスンレベルが上がるに従い、少しずつ高くなっていきます。
しかし、ピアノの習い事費用が高額になる理由は、自宅練習用のピアノを買わなければならないということ。アップライトピアノでも価格は50万円前後ですし、グランドピアノを購入しようとすると数百万円が必要になることもあります。電子ピアノや中古ピアノを活用して、手頃な価格で抑える工夫が必要ですね。
子どもの習いごととしてたくさんの効果を持つピアノ
ピアノは女の子だけでなく、男の子からも人気の習い事。習い事費用が少々高額にはなりますが、ピアノを習わせてよかったと思える日がくることでしょう。
いつから習い事としてピアノを始めさせようかと悩んでいるなら、椅子にじっと座っていられるようになる4~5歳がベスト。子どもがストレスなく、楽しく通えるピアノ教室を見つけてあげてくださいね。
- 島村楽器「島村楽器の音楽教室」(https://www.shimamura.co.jp/lesson/about/kids.html,2021年3月30日最終閲覧)
- シアー「オンピーノ子供ピアノ教室3つの特徴」(http://www.onpino.jp/lesson/,2021年3月30日最終閲覧)
- ふじまきピアノ教室「HOME」(https://www.fujimaki-piano.com/?gclid=Cj0KCQjw9YWDBhDyARIsADt6sGbUms7aVPSJGXx25JMmYhfZ58R-jQTmFAphS83sSoSHFr-aYN1eCl4aApehEALw_wcB,2021年3月30日最終閲覧)