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子どもの着替えはいつからできる?練習方法や着替えないときの対処法を解説

子どもが成長すると自分でできることが増え、今までパパやママがやっていたことを子どもに任せられるようになるので、少しずつ育児の負担も減っていくのではないでしょうか。その中でも、忙しい朝の支度で時間のかかる着替えを、子どもが自分でやってくれるようになると助かりますよね。でも、3歳くらいの子どもにはまだまだ難しく、逆に手がかかってしまうことも…。そこで、今回は3歳児の着替えの練習方法や教え方など、上手に着替えるためのコツなどを紹介します。

PIXTA

子どもの着替えを成功させるために

2歳~3歳になるとだんだん自分でできることが増えてきますよね。成長がうれしい反面、できることは自分でやって!と忙しいママは思ってしまいます。その中の一つが着替え。

こちらの記事ではそんな子どもに覚えてもらいたい生活習慣の1つである着替え、特に3歳児の着替えについて上手に着替えるため私が見つけ出したコツを紹介したいと思います。今まさに苦戦しているママもこれからのママも、ぜひ参考にしてくださいね。

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コツ①着替えやすい服を用意

何度も着替えを手伝っているママなら、子どもが着替えやすい服がどんなものかわかっていると思いますが、主なポイントを以下にあげてみます!

  • ゆったりとした服
  • ボタンが大きいもの
  • 前後が分かりやすいもの

体にぴったりとした服だと大人でも着替えに手間取りますよね。最初はゆったりとした、子どもがスムーズに着替えできる服を準備しましょう。

ボタンがある場合はボタンが大きく分かりやすいものにすると良いでしょう。また服の前後がわかるマークなどがついているものを用意すれば前と後ろの違いが子どもにも分かりますね!

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コツ②子どもの後ろで着替えをサポート

子供の後ろでサポート PIXTA

子どもと同じ方向から服を見ることで着替えの説明がスムーズになります。更に子どもの視界にパパやママがいない事で子供が自分で着替えをしているという感覚が強くなるかと思います。

パパやママもサポートはなるべく言葉をかけるだけにしましょう。どうしてもの場合も手を添えるだけ、成功した場合に子どもが自分でできた!という感覚を覚えさせることが大切ではないでしょうか。

コツ③着やすいように服をセット

着替え前に、床などに着やすいようにきちんとして服を置くと良いでしょう。上着は、ボタンがない被るタイプのものは背中側が見えるように置き、ボタンがあるものは最初に持ちやすいように首のところを手前にしてセットします。

ズボンは穿き口を手前にして置きましょう。ズボンだけなら2歳くらいからチャレンジできるのではないかと思います。

コツ④脱ぐときこそしっかりサポート

脱げない子供 PIXTA

着ることが上手になってきたと思ったら、お風呂の前に「脱げない~」とパニックになっている様子を目撃することが増えました。頭が出なくなってそのまま目の前が真っ暗になってしまい、パニックで「ママ助けて!」となってしまいます。その様子はちょっと笑ってしまうのですが、本人は真剣。

無理な時や助けを求めてきたときはそっとサポートしてあげましょう。

コツ⑤大人が見本を見せる

この時期は子どもの前で着替えをしたりして親がどのように着替えるかを見せることも大切だと思います。一つ一つの動作を子どもに分かりやすいように、言葉にしながら見せてあげましょう。

基本が分かれば、後は自分に合った着替え方法を自分自身で学んでいくと思っています。

コツ⑥できたらたくさん褒めよう

着替えができたらたくさん褒める PIXTA

これは着替えだけに言える事ではありませんが、成功したときはたくさん褒めてあげましよう!それが子どもの次への意欲となると私が考えています。

また失敗しても一番ショックを受けるのは子ども自身です。親は焦らず「残念だったね。でも大丈夫だよ」と肯定してあげましょう。肯定されることで子どもはこの次も頑張ろうという勇気が湧いてくるのではないでしょうか。

出典元:
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こんなときはどうしたら?子どもの「着替えイヤ」対策!

泣く PIXTA

3歳児はまだまだ生活習慣よりも好きなものを優先させてしまいがち。ママが着替えをしてほしくても「着替えたくない」ということもしばしばあります。

そんな場合にはどうしたらよいでしょうか?私が試してみた、子どもが着替えを嫌がるときの対策を紹介しますね。

本当に着替えがイヤなの?

本当に着替えそのものを嫌がっているのでしょうか?例えばママの気を引きたいだとか、これから行こうとしているところが嫌、などの理由は考えられませんか?

こういった場合はママは頭ごなしに「早くして!」というのではなく、本人の思いを聞いてあげながらすすめるとよいと思います。「なんでいやなの?」「そうなの、それがいやだったんだね」と気持ちを聞いてあげると、いつの間にかすっきりとした顔で着替えてくれる、ということもありました。

今日はあの洋服が着たい!

洗濯 PIXTA

3歳になると自分が着たいお気に入りの服がある子もいるのではないでしょうか。アンパンマンが良い、ピンクの服が着たいなどの希望に添った服でないとイヤ、ということもあると思います。

できれば子どもと一緒に相談しながら本人が着たい服を準備しましょう。またTシャツは好きなものを選ばせて、ズボンはママがこれがよいと思うよ、という半分選ばせる方法も効果的でした。好きな洋服なら早く着たくなるのは、大人も同じですよね。

ほかの事が気になっている

着替えの途中や着替える前に、ほかの事に興味がいってしまう事もあるでしょう。そんなときには着替えが面白いということをママがアピールしてみてください。

例えばぬいぐるみが子どもの服を着ようとしているだとか、お洋服が着てくれないと寂しいって言ってるよ?などと遊び要素を入れて興味を引くと、わが子には少し効果がありました。

それでもテレビアニメなどに目が向いてしまっている時には着替えてくれないこともあり、急いでいる時はテレビは消し、着替えに集中してくれるようにしていました。

うまくいかない、もうイヤ!

イヤになる子供 PIXTA

思うように着替えができない、うまくいかないことによって着替えたくなくなる場合もありますね。こういう場合は「大丈夫、またやろうね」などと声をかけてパパやママが着替えさせてあげましょう。

ついイライラして「できなかったね」「ダメだったね」というマイナスな言葉をかけてしまったこともあります。そうなると次の着替えの時も表情が曇ってしまい、なかなか着替えてくれなくなってしまいました。

その時私自身はとても反省し、今では前向きな言葉でアドバイスをするようにしています。

:出かける気分でない

そもそも着替えが必要なときというのは、外に出かけるとき。毎朝同じ時間に着替えるのは、保育園や幼稚園に行くからだと子どもも理解しているでしょう。

着替えを嫌がるのは、園に行くのが嫌という理由があるのかもしれません。その場合は、園で何か嫌なことがないか、子どもに直接聞いてみたり園の先生に相談したりなどして、問題解決を図ってみるのがよいでしょう。

また、なんとなく出かける気分じゃないときも、出かけたらこんな楽しいことがあるよと聞かせて、出かける気分を高めてあげれば、自ら着替えようとするかもしれません。

遊んで欲しい!

着替えの前に遊んでいた場合は、もっと遊んでいたいという気持ちが強いのでしょう。特に、親と一緒に遊んでいたのなら、もっとかまってほしい、一緒に遊んでほしいという気持ちが強くなってしまいますよね。

着替えを拒否して駄々をこねると、親がかまってくれると思い、わざと着替えようとしない可能性も…。

親子のスキンシップもとっても大切ですので、子どもと触れ合う時間を増やして、着替え以外でもかまってもらえていると、子どもに充足感を与えるようにしてみてください。

着替えの練習で失敗しやすい点と教え方【年齢別】

子どもがうまく着替えできずに悩んでいる方は、年齢別に適した練習のコツや失敗しやすい点を踏まえて教えてあげてみることをおすすめします。

2歳

2歳ごろだと、まだTシャツなど上から着る服で頭を通すのが難しいことがあるので、頭を通すところまで手伝ってあげて、そのあとは片腕ずつ袖を通すように誘導してあげるとよいでしょう。

ズボンも自分で立って足を通すと、バランスを崩してしまう危険性があるので、椅子に座らせて履く練習から始めてみましょう。ズボンの片方に両足を通していないか注意して見てください。

慣れてくると自分で腕や足を通せるようになりますので、最初は手助けしながら見守ってあげてくださいね。

3歳

3歳になると、自分でTシャツなどの服に頭を通して着られることもありますが、洋服の前後はわかりにくいので、どちらを前に着ても問題ない服を用意してあげるとよいでしょう。

ズボンも少しずつ1人で履けるようになりますが、伸縮しにくい硬い生地やボタンなどがあると難しいので、ジャージなど伸びやすい布地やウエスト部分がゴムのものなど脱ぎ履きしやすいものを選んであげてください。

ボタン付きのものをチャレンジさせるのもよいですが、うまくいかないと自信を失ったり着替えが嫌になったりすることもあるので、無理のない範囲でやらせてあげましょう。

4歳以降

4歳以降は、服の前後や右左、表裏などが理解できるようになり、自分で確認して着られるようになるでしょう。

また、手先も器用になってきてボタンやファスナーなどの着いた服も、練習すれば段々と着られるようになります。特に、ファスナーは最初のかみ合わせが難しいので、ファスナー部分だけで練習させれば、1人でもつまずくことなく取り組めるでしょう。

自分でちゃんと着られたことが自信につながるので、まずは正しいやり方や順序をしっかり教えて、サポートしてあげてください。

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子どもの着替え、そばでゆっくり見守ってあげて

傍でゆっくり見守る PIXTA

子どもが1人で着替えられるようになると、親の負担も軽くなりますが、それ以上に子どもの成長を感じてうれしくなりますよね。

ただ、どんなことも放っておいても勝手にできるようになるわけではないので、最初のうちはしっかりやり方を教えて、サポートしながら根気強く見守ってあげることも必要です。

なかなか着替えてくれない場合は、何かほかに理由があるかもしれないので、この記事を参考に原因を探ってみてください。

いつから着替えられるようになるかは、個人差もありますので、親子のコミュニケーションの一環として親も楽しみながら練習に付き合ってみましょう。

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