子供の着替えを成功させるために!
2歳~3歳になるとだんだん自分でできる事が増えてきますよね。成長が嬉しい反面できる事は自分でやって!と忙しいママは思ってしまいます。その中の1つが着替え。
こちらの記事ではそんな子供に覚えてもらいたい生活習慣の1つである着替え、特に3歳児の着替えについて上手に着替えるため私が見つけ出したコツを紹介したいと思います。今まさに苦戦しているママもこれからのママも、ぜひ参考にしてくださいね。
コツ①着替えやすい服を用意
何度も着替えを手伝っているママなら子供が着替えやすい服がどんなものかわかっていると思いますが、主なポイントを以下にあげてみます!
- ゆったりとした服
- ボタンが大きいもの
- 前後が分かりやすいもの
体にぴったりとした服だと大人でも着替えに手間取りますよね。最初はゆったりとした、子供がスムーズに着替えできる服を準備しましょう。
ボタンがある場合はボタンが大きく分かりやすいものにすると良いでしょう。また服の前後がわかるマークなどがついているものを用意すれば前と後ろの違いが子供にも分かりますね!
コツ②子供の後ろで着替えをサポート
子供と同じ方向から服を見ることで着替えの説明がスムーズになります。更に子供の視界にパパやママがいない事で子供が自分で着替えをしているという感覚が強くなるかと思います。
パパやママもサポートはなるべく言葉をかけるだけにしましょう。どうしてもの場合も手を添えるだけ、成功した場合に子供が自分でできた!という感覚を覚えさせることが大切ではないでしょうか。
コツ③着やすいように服をセット
着替え前に、床などに着やすいようにきちんとして服を置くと良いでしょう。上着は、ボタンがない被るタイプのものは背中側が見えるように置き、ボタンがあるものは最初に持ちやすいように首のところを手前にしてセットします。
ズボンは穿き口を手前にして置きましょう。ズボンだけなら2歳くらいからチャレンジできるのではないかと思います。
コツ④脱ぐときこそしっかりサポート
着ることが上手になってきたと思ったら、お風呂の前に「脱げない~」とパニックになっている様子を目撃することが増えました。頭が出なくなってそのまま目の前が真っ暗になってしまい、パニックで「ママ助けて!」となってしまいます。その様子はちょっと笑ってしまうのですが、本人は真剣。
無理な時や助けを求めてきたときはそっとサポートしてあげましょう。
コツ⑤大人が見本を見せる
この時期は子供の前で着替えをしたりして親がどのように着替えるかを見せることも大切だと思います。1つ1つの動作を子供に分かりやすいように、言葉にしながら見せてあげましょう。
基本が分かれば、後は自分に合った着替え方法を自分自身で学んでいくと思っています。
コツ⑥できたらたくさん褒めよう
これは着替えだけに言える事ではありませんが、成功したときはたくさん褒めてあげましよう!それが子供の次への意欲となると私が考えています。
また失敗しても一番ショックを受けるのは子供自身です。親は焦らず「残念だったね。でも大丈夫だよ」と肯定してあげましょう。肯定される事で子供はこの次も頑張ろうという勇気が湧いてくるのではないでしょうか。
- 学研「”ひとりでできる”を伸ばすコツ」おやこCAN(http://www.oyakocan.jp/tokushu/201311.html)
- 日本保育者未来通信「着脱 3歳児」日本保育者未来通信(http://hoikusya.jp/jissen-sheet/3sai/chakudatsu/)
こんなときはどうしたら?子供の「着替えイヤ」対策!
3歳児はまだまだ生活習慣よりも好きなものを優先させてしまいがち。ママが着替えをしてほしくても「着替えたくない」ということもしばしばあります。
そんな場合にはどうしたら良いでしょうか?私が試してみた、子供が着替えを嫌がるときの対策を紹介しますね。
本当に着替えがイヤなの?
本当に着替えそのものを嫌がっているのでしょうか?例えばママの気を引きたいだとか、これから行こうとしているところが嫌、などの理由は考えられませんか?
こういった場合はママは頭ごなしに「早くして!」というのではなく、本人の思いを聞いてあげながらすすめるとよいと思います。「なんでいやなの?」「そうなの、それがいやだったんだね」と気持ちを聞いてあげると、いつの間にかすっきりとした顔で着替えてくれる、ということもありました。
今日はあの洋服が着たい!
3歳になると自分が着たいお気に入りの服がある子もいるのではないでしょうか。アンパンマンが良い、ピンクの服が着たいなどの希望に添った服でないとイヤ、ということもあると思います。
できれば子供と一緒に相談しながら本人が着たい服を準備しましょう。またTシャツは好きなものを選ばせて、ズボンはママがこれがいいと思うよ、という半分選ばせる方法も効果的でした。好きな洋服なら早く着たくなるのは、大人も同じですよね。
ほかの事が気になっている
着替えの途中や着替える前に、ほかの事に興味がいってしまう事もあるでしょう。そんなときには着替えが面白いということをママがアピールしてみてください。
例えばぬいぐるみが子供の服を着ようとしているだとか、お洋服が着てくれないと寂しいって言ってるよ?などと遊び要素を入れて興味を引くと、わが子には少し効果がありました。
それでもテレビアニメなどに目が向いてしまっている時には着替えてくれないこともあり、急いでいる時はテレビは消し、着替えに集中してくれるようにしていました。
うまくいかない、もうイヤ!
思うように着替えができない、うまくいかないことによって着替えたくなくなる場合もありますね。こういう場合は「大丈夫、またやろうね」などと声をかけてパパやママが着替えさせてあげましょう。
ついイライラして「できなかったね」「ダメだったね」というマイナスな言葉をかけてしまったこともあります。そうなると次の着替えの時も表情が曇ってしまい、なかなか着替えてくれなくなってしまいました。
その時私自身はとても反省し、今では前向きな言葉でアドバイスをするようにしています。
子供の着替え、傍でゆっくり見守ってあげて
歯磨きやトイレ、何につけても子供に教えるという事では急いでもうまくいく事はありません。子供には子供のペースがあり、何より子供自身がその気にならないとできるようにはなりません。
子供の着替えはパパやママの上手なサポートが大切。しっかりコミュニケーションをとってゆっくり見守ってあげてください。こちらの記事をぜひ参考にしてくださいね。