どうして着替えを嫌がるの?
まだねんねの赤ちゃんだった頃は、すんなりお着替えさせることができたのに…と、着替えを嫌がって逃げ回るようになったわが子を呆然と眺めてしまう瞬間ありませんか?
特に2歳前後の「イヤイヤ期」の時期のお子さんにこの悩みを持つママは多いようです。
イヤイヤは自我の芽生え
自己主張がはっきり出てきて、自分で何でも「やりたい」という気持ちが生まれてきます。「イヤ!」「ダメ!」を連発したり、思い通りにならず「かんしゃく」を起こしたり大泣きしたり…。
お母さんもちょっと困ってしまうかもしれませんが、「自我」が芽生えてきた証拠です。ずっと続くことではないので、大らかな気持で対処してあげましょう。
拘束されることがいや
何もやりたくないという「イヤ」ではなく、大人に指示されたり拘束されることがイヤだという場合が多いです。また、なんでもやりたがって、でも自分でできなくてかんしゃくを起こしてしまう場合もあります。
着替えのときは、自分でやろうとしたのにママがやってしまい「イヤ」となってしまったり、やろうとしたけどできなくて「いや」になってしまったり、色んな意味が含まれているようです。
ママは「わかった、自分でやりたいのね」と言いながら、子供が「できた!」という達成感を味わえるよう、気づかれないような手助けとしてさりげなくサポートする。そんな対応を工夫しましょう。
- 母子衛生研究会「Part1 年齢ごとの特徴を知って、対応しよう!2歳代」母子衛生研究会(http://www.mcfh.or.jp/jouhou/iyaiyaki/2sai.html)
- ビザビ「「いやいや」は自我の芽生えです」おかやま子育て応援サイトこそだてぽけっと(http://www.okayama-tbox.jp/kosodate/pages/270?parent_folder=23)
どうやって楽しく着替えをさせるの?体験談まとめ
では実際に先輩ママたちはお着替えを嫌がられたとき、どのように対処しているのでしょうか。体験談をまとめてみました。
お子さんにイヤイヤばかりされてしまって消耗しているママ、必見です。
取り残し作戦
少々突き放しぎみではありますが、やってくれたらたっくさんくすぐってあげたり、はぐして満たしてあげてますよ〜💓
イヤと言ってみたものの、ママが1人でいなくなってしまったり、行っちゃいまーす!と言われてしまったりすると急に焦ってしまうんですね。
もちろん突き放した後は、ぎゅっとハグしてあげてくださいね。できたときは思いっきり褒めてあげるのがポイントのようです。
ハイテンションで!
とかめっちゃハイテンションで脱がせたり、歌を歌ったりして機嫌が良くなったところでお着替えしよう♪とノリで脱がせたり。
大変ですよね(>_<)イラっとしたら深呼吸ですよー☆
ママがハイテンションになると、きっと子供も楽しくなってしまうんですね。お子さんの大好きな歌をノリノリで歌いながら着替えさせてみてはいかがですか?
イラッとしたら深呼吸。いつも頭の隅に置いておきたい言葉ですね!
選択肢を与える
特におしゃれに興味のある女の子に効果的かもしれません。また、動物やキャラクターのついている洋服だと、「くまさんとパンダさんどっちが良い?」などと聞きやすいかもしれませんね。
遊びながら♪
ママもイライラしながら「待ちなさい!」と怖い顔で追いかけるのではなく、「まてまてー!」と追いかけっこのように楽しみながらつかまえてあげると喜ぶかもしれません。
あまりにつかまらない場合は、好きな映像を見せるのも最終手段ですね。
効果音
たぶん、押さえつけられたり腕を引っ張られたりが嫌なんでしょうね…
効果音をつけて着せてあげると泣かないことが多いです。
腕を出すときに、ドーン!とか、足を入れるときにスポッ!とか(笑)
「スポッ」という音と共に自分の手や足が出てきたら、おもしろいですよね!イヤイヤ期だとなんでもイヤと言われてしまいまうすが、効果音ひとつで子供の気をひくこともできるかもしれません。
いないいないばぁ
「いないいないばぁ」は小さい頃から好きな子が多いのではないでしょうか。
嫌がられると腕を押さえつけるようにして洋服に腕を通さなければなりませんが、「いない、いなーい」と言いながら腕を服に入れて、「ばぁ!」で手を出してあげたらとても喜んでくれるかもしれませんね!
教えたいことは楽しいことにする
子供に着替えを教える時、「しつけ」だからと言ってきっちり教えようとすると、子供はすぐに嫌がってしまいます。逆に子供に「楽しい」と思わせることで、すんなり覚えてくれることもよくあります。
着替えを嫌がるときにこそ、親子で「楽しい着替えタイム」を試してみてください。