2歳児のお着替え、成功への道!
自己主張が強くなり自分でしたがる事も増えてくる2歳児。大人のしている事などだんだんできるようになってくる成長はパパやママにとっても嬉しいですよね。
この時期興味を持ち始め、できるようになる事の1つにお着替えがあります。こちらの記事ではそんな2歳児のお着替えのコツについて、またイヤイヤ対応策についても解説します。参考にしてみてください!
- 西東社「写真でわかる! はじめての男の子育児 0~3歳」写真でわかる! はじめての男の子育児 0~3歳(https://goo.gl/3M7TyS)
- 築港ちどり保育園「0~2歳児の保育」築港ちどり保育園(http://www.okayama-chidori.or.jp/chikko/hoiku/index.html)
あせらず大らかに見守りましょう
まずは「2歳だから着替えができるようにならなくては」と焦った気持ちで始めないようにしましょう。できることには必ず個人差があり、〇歳になったからすぐにできるようになるというものではありませんね。
まずは本人が少しだけ頑張ったらできるような場所にハードルを作り、できたらしっかり褒めてあげましょう。そしてもしも失敗をしてしまっても、失敗はまるごと受け止めてあげましょう。
2歳児が着替えやすい服を用意
2歳の子供はまだ立ったまま着替えをすることが難しく、ズボンやパンツは座った方が着脱しやすいです。座ることが出来る小さな台を用意してあげるとやりやすいですね。やがて慣れてきて立ってはく場合には、壁に背中を付け、寄りかかってするようにすると成功しやすいでしょう。
上着はボタンやホックの無い、かぶるだけのものが着脱しやすいですね。前後を知らせるためにはわかりやすい目印のある服が便利ですが、もしもない場合には、サイズのタグを使ったり、背中のえり部分に簡単なマークをつけたりしてあげるとわかりやすくなります。
着替えができるまでのステップ
では次に2歳児の着替えの上手な方法について詳しく解説していきます!このステップに従えば子供もママも笑顔で着替えができるようになっちゃいますよ!
1:ズボンをはく
ズボンをはく時には、ウエスト部分の穴を子供の前に広がて置いてあげ、ウエストを持って片方ずつ足を入れることを教えてあげましょう。
台を用意する時は高さ10~15cmのものが良いですね。キツいズボンやボタンがあるものではなく、着脱しやすいゆったりとしたものを用意してあげると成功しやすく、子供のやる気に繋がります。
2:シャツやトレーナーなどを着る
まずは自分で好きな服を選ばせてあげ「この服を着たい!」という意欲が出るように工夫してみましょう。上着は、頭からかぶらせ、その後腕を片方ずつ袖に通すのを介助します。
自分でかぶる時には洋服の前後が意識できるように声をかけてあげましょう。
2歳児が上手に着替えるために!ポイント
着替えのステップとしては上で解説したようなものですが、全体的に言えるポイントを改めて紹介します。
- 嫌がる時は無理強いしない心の余裕を持つ
- ズボンの前の方を持ち上げるなど、子供がする動作をさりげなく手伝い、着脱の意欲を育てる
- 保護者の都合で「やる・やらない」を決めず、やるべきことはできるだけ毎日同じようにさせる
- できたらしっかりと努力を認め、褒めること
ついつい他の子の出来栄えと比べてしまったり、意欲がなかなか出ないとイライラしたりしてしまいますが、子供の思いに寄り添いながらママも意志を持って接することが大切ですね。
- 日本保育者未来通信「着脱 1歳児」日本保育者未来通信(http://hoikusya.jp/jissen-sheet/1sai/chakudatsu/)
- 学研グループ「”ひとりでできる”を伸ばすコツ」おやこCAN(http://www.oyakocan.jp/tokushu/201311.html)
着替えをいやがるときにはどうしたら?
そうは言ってもイヤイヤ期真っ只中の2歳児。昨日までゴキゲンでやっていたお着替えをある日突然「イヤ!」という場合も...そんなときの対応策をご紹介します!
「ママとお揃い」や、大好きなキャラものでやる気アップ
「着ないと行かないよ!」と伝え、本当に家に戻ったり、お出掛けをやめたり、後はお揃い(色やマーク)の上着を用意して、「ママとおんなじだよ〜!かっこいい〜♡」と持ち上げたりして着せました笑笑 あとは、大好きなキャラクターの上着を一緒に選んで買ったり(^_^)♡息子は、アンパンマンとカーズが好きなので、まずはキャラ物(本当はわたしはあまり好きではないのですが)から入り、今ではどんな上着でもちゃんと着てくれるようになりました!
ママとお揃いや、大好きなキャラクターのお洋服ならうれしくて着たくなるかもしれませんね!なかなか着替えに前向きな気持ちに慣れなくても、1つのきっかけでやる気を出してくれることがあるのかもしれません。
アンパンマンの力を借りて...
お着替えに遊び要素を入れて楽しくお着替えするアイデアです。ママならではの発想ですね。子供にとっても、遊んでいると気づけば着替え終っているので、お着替えが好きになりそう。素敵な作戦です!
ママ、〇〇ちゃんがお着替えしてるの見たいな~
着替える時に嫌!と言ってきたら
とりあえず、じゃあ自分で着てみる?
ママ○○が自分できっきしてるとこ見たいなぁーと言います💓
すると、○○きっきできるよ!みて!
とノリノリで着替えてくれます😊(まだちゃんと着れませんが笑)
手伝わせてくれる時と自分でめちゃくちゃに着てしまう時とありますが根気強く付き合うしかないですね💦
お互いイヤイヤ期乗り越えましょうね🙌🏻❤️
イヤイヤ期の子供たちは「自分でできるもん」「褒めてほしい、見てほしい!」という思いを持っている子もいますよね。そんな子には「できるところ見たいな~」という言葉が効くのかもしれません。
一人で正しく着るにはまだ時間がかかる時期ですが、手を出したい気持ちをぐっとこらえて見守るのも大切ですね。
2歳児の着替え…成功まではゆっくり見守って!
もう2歳ですがまだ2歳とも言える頃。着替えはすぐに上達できるわけではありません。まずは子供の好き!やりたい!できた!の気持ちを活かしてあげましょう。
最初は失敗続きでも、何度も挑戦するうちにいつの間にか上手にできるようになっているものです。この小さなチャレンジを子供と一緒に楽しみましょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。