「脱がない」「着ない」着替えイヤイヤ
子供の自我が成長し、自分の要求を押し通そうとするイヤイヤ期。日々のお世話の中でも「イヤ!」を連発され、途方に暮れている方もいるのではないでしょうか。ママリにもこのような投稿が寄せられています。
朝は何かとバタバタするため、できればスムーズに着替えてほしいもの。「絶対着替えない」と訴えているとはいえ、日によってはどうしても出かけなくてはいけないこともあるでしょう。
2歳くらいになると無理やり着替えさせようとしても暴れてしまう場合があり、対策が難しいですね。
着替えイヤイヤ、どうしていた?先輩ママの声を紹介
ここからは、先輩ママたちが実践したイヤイヤ期の着替えさせテクをご紹介します。わが子に合いそうな方法があれば、ぜひ試してくださいね。
泣きまねをする
「早く着替えなさい」と叱ったり、無理やり着替えさせたりすると反発してしまう子には、泣き落とし作戦を試すとよいかもしれません。
泣きまねをするのが難しいときは「洋服が泣いているよ」と言ってみる方法もありそう。子供の性格によって、何からどんな風にアプローチされたら効くか、いろいろと試してみましょう。
大人が子供の服を着るふりをする
子供が服を着たがらないとき「じゃあママが着ちゃおうかな~」と言ってみるのはどうでしょうか。「え、ママが着ちゃうの?」と急いで着替えてくれるかもしれません。
洋服が嫌なわけではなく「今は着替えたくない」というだけなら、洋服を取られたくないという気持ちを引き出すことでうまくいきそうですね。
着替えたあとにお楽しみを用意する
着替えのあとにお楽しみを用意するというママの声です。着替えには抵抗があるとしても、着替えた後に好きなものが待っていれば「早く終わらせよう」「頑張ってやってみよう」という気持ちになってくれるかもしれませんね。
筆者も娘がイヤイヤ期で着替えないときには「お着替えができたら公園へ行こうね!」とよく声掛けをしていました。
チャレンジ精神を刺激する
あー…〇〇くんには難しいか…このお洋服1人じゃ着れそうにないか…
と、ブツブツ言います。
あたかもあなたには出来ないよね、みたいな言い方をするとやってやる気になって着替えてくれます!
何でも「自分で!」という子には、チャレンジ精神を刺激する方法があります。
「まだ難しいかな」「できないかな」と言われると「できるもん!」という気持ちになり、着替えてくれるかもしれません。上手にできたら「すごいね!」と声をかけてあげると喜ぶでしょう。
パジャマをやめる
(中略)
しつけや生活習慣的にはよくないかもしれませんが、着替えるのがイヤなのも一時の事だと思うので、いいかなぁって思っちゃいました。
寝やすそうな、柔らかい生地の服をしれっとお風呂上がりに着せちゃってみてはどうでしょうか?
そもそも嫌がる着替えをしなくてもよい状況にするというのも一つの手です。
着替えることを嫌がるのも、おそらくは一時的なこと。つい「癖がつくのでは」と着替えの習慣を守らせたくなるものですが、その習慣のために大人がイライラしてしまうなら、一度やめてみてもよいでしょう。
イヤイヤ期が終われば、いずれ何事もなかったかのように着替えてくれる日がくるかもしれませんよ。
割り切って諦めるという考え方も◎
着替えは毎日のことだからこそ、何度も拒否されるとイライラがつのりますね。しかし、子供のイヤイヤ期は大人の対処によって完全に防いだり、収めたりはできないものです。
イライラを減らすために対処法を試しつつも、うまくいかないなら「今は仕方ない」と割り切って諦めるという考え方もあります。いずれイヤイヤ期が終われば「あのイヤイヤは何だったのか」と思うほどスムーズに着替えてくれる日がくるかもしれません。今この時の解決にこだわらず、少し力を抜いてイヤイヤ期のわが子を見守っていけるとよいですね。