せっかく作った食事を食べない…ご飯イヤイヤにぐったり
2歳前後から始まるイヤイヤ期。ちょっとしたきっかけで「イヤイヤ」が止まらなくなると、どう対処してよいかわからなくなりますよね。
イヤイヤ期以前はスムーズに運んでいた食事の場面で、イヤイヤが始まることも。椅子に座ってくれない、食べることを嫌がるなどの状況になると、食べ始めるだけでも一苦労。ママリにもこのような声が投稿されていました。
わが子が喜んでくれると思って作った料理を食べてくれないのは悲しいもの。作っても食べてくれないかもと思うと、食事を作るモチベーションが下がってしまいそうです。
- こどもの森クリニック「質問!!コーナー」(http://www.kodomori.com/questions/,2019年12月6日最終閲覧)
- 松山市「まつやま子育て応援ブック」(http://www.conet-ehime.or.jp/tu-shin/img/index/matuyamaguidebook2017.pdf,2019年12月6日最終閲覧)
ご飯イヤイヤ、どうしていた?先輩ママの声を紹介
ここからは、先輩ママたちが実践したご飯イヤイヤへの対処法をご紹介します。わが子に合いそうな方法が見つかれば、お試しください。
落ち着くまで待つ
というか、泣かせて時間がたち「抱っこする?」と聞くと頷いて私のもとにくるのが落ち着いてきた時の合図でした。
落ち着けば、「食べる?」と聞くと本人も少し考えた後頷きいただきますして食べ始めました。
お腹が空けば食べるので、こちらもイライラしますが落ちつかせるのが一番かもと思いました。
イヤイヤ期の子供が一度泣き出すと、何を言っても伝わらないこともしばしば。そのようなときは、本人の気持ちが落ち着くまでは声をかけないのも一つの手です。
本人がひとしきり泣いて気持ちを発散してからなら、抱っこで冷静さを取り戻せることもありそう。さらに食べる意欲が出てくるとなおうれしいですね。
本人が元気なら諦める
いろいろと頭を悩ませながら声かけをしても、うまくいくとは限らないイヤイヤ期。食事は楽しい時間にしたいものですが、なかなか思うようにはいきませんよね。
ママと子供の気持ちがぶつかりあって、親子ともに食事の時間がつらくなってしまうならば、いったん諦めるという考え方もあります。こちらのママが保健師さんから聞いたように、子供の体重が増えていて元気な状況ならば、1食抜いても大きな影響はないかもしれません。
家庭での解決にこだわらない
一度も「食べなさい!」はしてきませんでした。
今でも野菜は嫌いますが、幼稚園に入ったら給食で出てきますし、嫌でも食べざるを得ないみたいです😂
そのお陰か、家でも何も言わず少しづつ食べる様になりました。
幼稚園や保育園は家庭とは違う環境で、お友達もいます。ほかの子供がおいしそうに食べる様子を見ていると、普段は食べないものを食べたくなることがあるでしょう。また、みんなが完食していると「自分も全部食べよう」と思える面もありそうです。
家庭での食事イヤイヤを「家でなんとかしなくては」と焦らなくても、集団生活で子供自身の心境が変化することに期待してみてもよいのかもしれませんね。
お手伝いをさせながら「味見」で食べさせる
おままごと遊びが好きなら、本物の料理作りに参加できるのは喜びそう。自分で作った料理なら、より食べたくなるでしょう。
味見作戦は筆者もよく取り入れています。あげる前に「少しだけだよ」と特別感をだすと、普段あまり食べない野菜もうれしそうに食べてくれますよ。
好きなキャラクターで見た目をアレンジ
食べ物に好きなキャラクターが描かれていると、子供は喜んでくれそうですね。いつも食べないメニューでも少し見た目を工夫すると興味がわき、食べるきっかけになるでしょう。
筆者の息子も、食べない時期はニンジンやダイコンを星や花の形に型抜きしたり、お皿やコップを好きなキャラクターの物に変えたりしてみました。料理の見た目や盛り付けを少し工夫してみると、食べてくれていたように思います。
「まあいいか」も大切に、ご飯イヤイヤを乗り切ろう
ご飯イヤイヤが始まると「健康面が心配」「せっかく作った食事が余ってイライラ」など、相手をする大人の方がネガティブな気持ちになってしまうかもしれません。
ただ、イヤイヤ期は成長の過程のうちの一部であって、永遠に続くものではありません。ほかのママの意見にあるように、幼稚園入園まで待ったり、少し諦めたりすることも手といえるでしょう。
食事の時間は毎日のことだからこそ、イライラせずにいたいもの。「まあいいか」という気持ちも大切に、思い詰めずに乗り切っていきましょう。