眠いはずなのに寝ない…ママはぐったり、寝かしつけイヤイヤ
2歳代にある子育ての壁といえば、イヤイヤ期。英語圏では「テリブルツー(恐ろしい2歳児)」と呼ばれ、親でも手に負えなくなる時期だといわれています。
イヤイヤ期が始まる以前はすんなりとしていたことも拒否するようになり、中には夜に寝ることすら拒否し始める子もいるようです。ママリでもこのような投稿がありました。
1日の疲れがたまっている夜に、子供のイヤイヤに付き合うのは疲れますね。
筆者も、子供のイヤイヤ期では寝かしつけに苦労しました。寝室を嫌がるため、リビングで抱っこしながら泣き止ませるのに一苦労。泣き疲れて寝ても、夜泣きをすればまたリビングへ…。毎日のことで疲弊してしまいました。
- 母子衛生研究会「性格・親のかかわり・育て方」(https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/article.php?id=949,2019年12月9日最終閲覧)
- 坂上裕子「日本の子どもの「反抗期(自己主張期)」をめぐって」2013年10月22日(https://www.blog.crn.or.jp/report/02/184.html,2019年12月9日最終閲覧)
- 伊豆市「次代を担う人づくり」(http://www.city.izu.shizuoka.jp/media/d4966_1.pdf,2019年12月9日最終閲覧)
寝かしつけイヤイヤ、どうしていた?先輩ママの声を紹介
ここからは、先輩ママたちが実践したイヤイヤ期の寝かしつけテクをご紹介します。わが子に合いそうな方法があれば、ぜひ試してくださいね。
リビングで寝かせて寝室に運ぶ
以前までは寝室が真っ暗でも平気だったのに『暗いとこ怖い~豆電球つけて!』と言ってました😅でも、つけたらつけたで今度は『影が怖い~😭』と。今は落ち着きました!
寝室に行くのを嫌がるなら、無理に連れていかないのも一つの手です。リビングで寝ついてから寝室に運べば「寝室に行く、行かない」の攻防戦をしなくても済みますね。
「寝室以外で眠る癖がつくのでは」と心配になるかもしませんが、こちらのママによると今は寝室で眠れているそう。イヤイヤ期が終わったら寝室へ行く習慣をつけるとして、今は割り切ってもよいかもしれませんね。
諦めて眠るまで、寝たふりをして待つ
子供に寝てほしいあまり「早く寝なさい」などと声を掛けると、余計に興奮して寝なくなることがあるでしょう。こちらのママのように、とにかく構わずに寝たふりをすると、相手をしてもらえないと気づき、諦めて寝てくれるかもしれません。
子供が選択できる習慣づけをする
(中略)
結果落ち着いたのは、3冊まで‼︎って毎日毎日お約束をして自分で読んで欲しい本を選ばせました😊
もちろん最初から言う事を聞くわけもなく…
でも、だんだんわかるようになり、今は3冊読み終わると自分でねんねー‼︎おやすみなさい‼︎って言って寝っ転がるようになりました✨
イヤイヤ期以前にはうまくいっていた寝かしつけ方法が、イヤイヤ期に通用しなくなることがあるかもしれません。
そのようなときは、こちらのママのように少し習慣を変えて、子供が自ら選択できるしくみに変えてみるのも◎。自分で好きな絵本を選ぶ楽しみがあり、子供は満足してくれそうです。ママとしても、根気強く習慣づけをすることで寝かしつけが楽になるとうれしいですよね。
ぬいぐるみの寝かしつけごっこをする
おままごと遊びが好きなら、子供にママ役になってもらい、寝かしつけごっこをしてみてはいかがでしょうか。横に寝かせてトントンするうちに、自分も寝ついてくれるかもしれません。寝かせると目を閉じるお人形なら、より寝ている雰囲気が出ますね。
子供自身が小さなパパやママになることによって、イヤイヤするのを忘れてくれるとよいですね。
対処すると余計に泣くため放っておく
トントンしたりおなかをさすったりするのを嫌がる子もいます。眠くないと訴えている以上、少し寝る時間をずらすのも手かもしれません。
「寝たくないならいいよ」と一度要求をのんであげることで、子供の気持ちは落ち着くかも。少し時間が経ってから、もう一度寝室に誘ってみましょう。
子供に合った寝かしつけ方を見つけてみよう
自己主張が強まるイヤイヤ期。成長の過程だとわかっていても、毎日続くと育児だけでなく家事も思うように進まなくなり、相手をしきれないと感じることはありますよね。
そんなときは、子供に合いそうな対処法を試しつつ、うまくいかなければ一度諦めるのも手です。「今日はもういいや」「明日はうまくいくかもしれない」と考えて力を抜くことができれば、気持ちは少し楽になるかもしれません。思い詰めずに、イヤイヤ期の子育てを乗り切っていきましょう。