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2歳のイヤイヤ期、その原因は?いい対応方法は?かんしゃくを収める方法

子どもが2歳頃になると始まる第一次反抗期のイヤイヤ期。何をいっても何を聞いても返ってくる言葉は「イヤ」ばかりだと、子育てに疲れてしまうこともあるでしょう。この記事では、子どものイヤイヤ期はなぜ起こるのか?その原因とともに、イヤイヤ期のかんしゃくを収める方法や、かんしゃくを起こさせない方法をご紹介します。ママリに寄せられた「イヤイヤ期で悩むみんなの声」もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみましょう。

PIXTA

大苦戦!2歳のイヤイヤ期、みんなどうしてる?

「あれもイヤ」「これもイヤ」「全部イヤ」と、子どもに毎日イヤイヤばかり言われていると、親としてどう接したら良いのか、どう関わったら良いのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。

「ママリ」にも、イヤイヤ期に悩んでいるママからの質問とコメントが寄せられていました。その一部をご紹介します。

お手上げです。
2歳児イヤイヤ期なのか赤ちゃん返りなのか服を着たがりません。無理に着せても脱ぎます。オムツも脱ぐのであちこちおしっこします。娘につきっきりだからじゃない?と言われますが娘はほとんど手がかからないので授乳とおむつ替え意外ほとんど構えてません。切なくなるほどです。
今も12時からほとんど泣いてます。お昼食べ終わるとギャン泣き大暴れ、アンパンマンを見せて終わるとギャン泣き大暴れ、散歩に行く?と誘うも裸でないといかないと。
支援センターでも時期だろうねーと。怒ったり違う部屋にやったりすると益々泣くと面倒なので、大丈夫?何したい?とひたすら優しく声をかけてます。それがダメなのか?たまに怒ったりするけどわけわかんなくなるくらい泣くので。
基本的に何でも一緒にやっていて授乳意外に待ってと行ったこともありません。三食一緒に作り一緒に掃除し、一緒に洗濯物を干し、たたみ…恐ろしく時間かかるけどやりたがるので一緒お話ししながらやります。
さみしいんじゃないの?ってもうこれ以上何をしろと。誰か助けてください
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うちも同じで、下の子は全く手がかからず、切ないくらいに構えてません😭
私はすぐ怒っちゃうな…。
うちの場合テレビ大好きなので、1日中見せてるような時もあります😫
トトロを1日に何回も見たこともあります。
本当にダメなことは怒っていいと思いますよ!オムツ脱いじゃうのは困りますしね💦
よく根気よく頑張ってると思います😭
解決になってなくてすみません💦
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最初は怒らないように怒らないようにって、グッとこらえてましたが、なんか違うなって。我慢する、待つを覚えるいい機会だなっと思い、怒ってます😅😅!

泣けば構ってくれる、甘やかしてくれるっと思ってるのではないですかね?

最初、お菓子食べたいって時にあげないと泣いて凄かったし、DVDを消すとギャン泣き。床に寝せべってバタバタして泣く事も、多かったです💧
物は投げるし…これじゃ、この子の為にならないと思って心を鬼にして、駄目ったら駄目!っで怒り、ギャン泣きしてようがそのまま放置してました😅💧どっちが折れるかが勝負で、あたしは絶対折れる事なく放置し続けたら、ごめんねって謝ってくるので、その時に、
そうだね良く謝れたね、今はお菓子駄目だからね、我慢しようねっと優しくするっていうのを繰り返したら落ち着いてきました😉!

怒る事が多くて悩んだ時期もありましたが、旦那が『仕方ないべや、悪い事してるから怒ってるだけで何もお前は悪くない、そこで甘やかしたら子供の為にならないぞ』っと言われて、胸がスカッとしたのを忘れません😅
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イヤイヤを連発している子どもに対して、「怒らないように、怒らないように」と我慢をしていると、自分が疲れてしまいますよね。

基本的には子どもの好きなことをさせてあげて、子どもの意思を尊重してあげて、けれど危険なことや本当にだめなことは、子どものために叱ることも必要なのかもしれません。子どもの方から謝ってきたら、たくさんほめてあげることも大切です。

2歳3ヶ月の息子1人います。イヤイヤ期がピークなのか、とにかく思い通りにならないとものすごく泣きわめきます。どういう気持ちでいれば、滅いらずに対応できるでしょうか?
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うちにも今2歳2ヶ月の息子がいます!
イヤイヤ期本当滅入るしイライラするし自分の人格まで変わりそうですよ…
うちは赤ちゃん返りもあってイヤイヤ期とダブルです。
よくイヤイヤ期は自我覚醒しただけだから…と言われますがなんの救いにもなりません。

息子にグーで殴られ続けたりつねられたり髪を引っ張られたり…
家の中でも外でも…
思い通りに行かない、それ嫌これが良い、今が良い…色々ありますが泣きわめき床にピターッと伏せます。
最近泣きわめき気持ちのスイッチが入った時名前を呼びながらOOちゃんごめんね(¯¨̯¯̥̥)!
ごめん、ごめん…と言いながらトントンすると謝ってもらえて納得するのかスイッチが切れます。
そしてスイッチが切れてから、じゃOOする?とか何か声かけてあげます。

家で私が息子のおデコに肘が当たったり服に何かこぼしたり私が悪い時スグ謝るので謝る意味がわかるようです。

なのでうちは謝るイコール息子の気持ちに添えなくてごめんね!という意味で謝り相手も気持ちを理解してくれたって事で少し収まります。
今はですが…。

息子さんも泣きわめきたくなるこの気持ちをどうすれば良いのか、なんでわかってくれないの?と色々頑張ってるんでしょうね(ᵒ̶̥́_ᵒ̶̣̥̀)
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うちも同じく2歳3カ月の息子がいます
ちょっとピークは過ぎた感あります(^^)
でもまだイヤイヤ言ってます。

私は息子がイヤイヤ言い出したら、心を無にします。笑
それでぎゅーっとして、よしよし、いやだったんだねー、わかるわかる、みたいな感じに言います。
何にもわかりませんがw
全然心に寄り添ってないです。笑
だって真剣に相手するとストレス死します。

でも、私に攻撃し始めたら怒ります(>_<)
それはしたらだめなことだから教えなきゃだし、私にもガマンの限界があります。笑

毎日のことなので、ストレスたまると辛いですよね。
お互い頑張りましょう!
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子どものイヤイヤ期のスイッチが入ったところで、親の方から先に謝り、かんしゃくを収める方向にもっていったり、子どもの気持ちにとことん共感してやり過ごしたりと、皆さんとてもがんばっているのが伝わってきますね。

親やまわりの人に対して攻撃をするなど、本当にだめだと思うときは注意をすることも大切です。

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2歳くらいになるとイヤイヤ期になるのはなぜ?

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「魔の2歳児」とも呼ばれるイヤイヤ期に悩まされる毎日は、本当に大変ですよね。子どもにどう接したら良いのかわからず、できれば通りたくない道だと思っている人もいることでしょう。

しかし、イヤイヤ期は子どもの成長の中でとても重要な役割を持っています。イヤイヤ期になるのはなぜなのか、その理由についてご紹介します。

「反抗」ではなく自分の中で「葛藤」している

子どもが成長してきて自分でできることが増えてくると、子どもは「自分でやりたい」という自我が芽生えてきます。しかし、親にとって子どもは「まだまだ小さな子ども」という思いもあり、先回りをしてしまうこともあるでしょう。すると、子どもは「自分でしたいのにできない」「1人でやりたいのにうまくできない」という思いから、かんしゃくを起こします。

イヤイヤ期は、親に対して「反抗」をしているわけではありません。「うまくできなくてかんしゃくを起こしてしまう自分」に対して、どうすれば気持ちをコントロールできるかを学ぶため「葛藤」をしている状態なのです。

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とにかくかわいい赤ちゃん時期のあとにやってくるのは、自我が芽生えた証拠…

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2歳頃のイヤイヤ期、どう対応したらいいの?

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イヤイヤ期の道を通ることは、子どもにとってとても大切なことです。しかし、まわりにいる親や家族にとっては、そんな子どもに対してどう対応したら良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。

イヤイヤ期が始まった子どもに対しての、対応の仕方についてご紹介します。

子どもの気持ちを言葉にして上げる

「自分でやりたいのにうまくできない」「1人でやりたいのに失敗してしまう」こんな気持ちから子どもがかんしゃくを起こすこともあるでしょう。そんなときは、子どもの気持ちに共感してやさしく声をかけてあげましょう。

「おしかったね、もう少しでできたね」「悲しかったね」など、子どもの気持ちを言葉として代弁してあげて、「もう1回やってみよう」など提案をし、コミュニケーションをとることが大切です。

感情的にならず、冷静に子どもの話を聞く

子どもは「今」の気持ちを大切にして生きています。そのため「今」嫌なことがあってイヤイヤ言っていても、数分後には気持ちが変わっていることもあります。

まわりの親や家族からしてみたら、子どもの態度が急に変わったように見えて、イライラしてしまい自分のことが嫌いなのかなと、子どもに対して感情的になってしまうこともありますが、感情的になればなるほど子どもには逆効果になります。

そのため、イヤイヤ期が始まったときは感情的にならずに「どんなことで怒っているのか」「どんなことが悲しいのか」など、子どもの気持ちをきちんと聞いてあげることが大切です。

子どもの目を見て語りかける

2歳 PIXTA

イヤイヤ期が始まった際は、子どもの目を見て語りかけることが大切です。子どもがかんしゃくを起こすとイライラしてしまうこともあり、その場から離れたくなることもあるでしょう。しかし、気持ちを落ち着かせ、子どもの目を見てしっかり語りかけることによって、子どもにとっては「自分の主張をちゃんと聞いてもらっている」と実感ができます。

しかし、子どもに対するイライラしてしまう気持ちを落ち着かせることは、なかなか大変なときもありますよね。家族やまわりの人に協力をしてもらい、自分自身の気持ちにもゆとりを持てるようにしましょう。

代わりの案を提案してあげる

「1人でやりたかったのに、うまくできなかった」それが原因で子どもがかんしゃくを起こしているときは、子どものできる範囲の中で代わりの案を提案してみましょう。

「やりたい」という子どもの気持ちを尊重し、できたことを褒めてあげることが大切です。

別のことを提案してイヤイヤの気持ちをそらす

何度やってもうまくできなくて、それにより子どもがかんしゃくを起こすこともあるでしょう。そんなときは、今チャレンジしようとしていることではない別のことを提案し、子どもに気分転換をさせてみると、かんしゃくが収まることもあります。

「飲み物を飲もう」と提案してみたり、「どっちにする?」と子どもに選ばせてみたり、子どもの目先を変える対応をしてみましょう。

お菓子やおもちゃを買い与えない

「お菓子がほしい」「おもちゃを買ってほしい」ときにはこんなことで、イヤイヤと泣いたりかんしゃくを起こしたりすることもあるでしょう。特に、スーパーやデパートなど外出先で子どものイヤイヤが始まると、まわりの目が気になり、子どもを落ち着かせるために買い与えたくなりますよね。しかし、これは子どものイヤイヤ期をかえってエスカレートさせてしまう原因につながるため、注意が必要です。

イヤイヤをしている子どもに対して、お菓子やおもちゃを一度買い与えてしまうと、子どもとしては「泣けば買ってもらえる」といった間違えた認識をもってしまいます。それにより、毎回買ってあげないと泣き出したりかんしゃくを起こしたりするため、悪循環へとつながります。

家族により子育ての方法は異なるため、どれが正解ということはありませんが、あらかじめどこまでなら許される範囲なのか家族でルールを決めておき、それを子どもに守らせることも大切です。一度決めた軸はぶれないようにして、ときには心を鬼にし子どもに注意をすることも必要です。

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2歳頃のイヤイヤ期 「かんしゃく」を起こさないようにできること

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子どもの成長に必要な、イヤイヤ期。しかし、できることなら「かんしゃく」を起こしてほしくないと思っている人もいることでしょう。

子どものかんしゃくを少しでも起こさないようにするには、どうすれば良いのかをご紹介します。

「~しなさい!」ではなく「〜してくれるとうれしい」

「~しなさい!」と親から命令口調で言われると、子どものかんしゃくが起こることもあるでしょう。これは、親が言う内容に従いたくないと思ったときに起こります。

そのため、「~しなさい!」と命令をするのではなく「〜してくれるとうれしい」と、自分の気持ちを子どもへ提案してみたり、意見を述べてみたりしましょう。これにより「自分以外にも意思があるんだ」ということを子どもは学んでいきます。

好奇心を満たしてあげる

「1人でやりたい」「自分でやりたい」そんな思いから子どもが何かにチャレンジをしているときは、なるべく子どもの意思を尊重し、危険がない範囲で「チャレンジしたい」という子どもの好奇心を大切にしてあげましょう。

「まだまだ子どもだから」という気持ちから勝手に手伝ってしまうと、子どもの好奇心を奪うことにもつながります。時間がないときはイライラしてしまうこともありますが、なるべく余裕をもって予定を立てるようにし、子どもが1人でできたときはたくさん褒めてあげましょう。

事前に約束をする

公共の場やまわりにいる人に迷惑がかかるときは、「早くしてほしい」という思いから、つい子どもをせかしてしまうこともあるでしょう。しかし、まわりに迷惑がかかることや公共の場があることは、子どもにはまだ理解ができていません。

公共の場にはルールがあること、まわりにいる人に迷惑をかけないためには思い通りにできないことをあらかじめ子どもに説明し、守らなければいけないことを約束しておきましょう。

また、子どもと外で遊ぶときは、帰る時間があることや遊べる時間があることを前もって説明しておくことも大切です。そして、そのルールを子どもが守ったときは「守れてえらいね」とたくさん褒めてあげましょう。

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イヤイヤ期の原因を知って温かい目で子どもを見守りましょう

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毎日子どもにイヤイヤされてしまうと「私の育て方が間違っているのでは…」と、子育ての壁や悩みにぶつかることもあるでしょう。しかし、イヤイヤ期は子どもが成長するうえで、とても重要な役割をもっています。

大変な時期ではありますが、過ぎてしまえばあっという間なこともあり、良い思い出となるものです。イライラしてしまうときは気持ちを落ち着かせ、まわりの協力も得ながら子どものイヤイヤ期とうまく付き合っていきましょう。

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