ママにとって、赤ちゃんとの外食は楽しみにしているイベントの一つ
子どもを連れて外食に行きたいけれど、初めてのお出かけはどういうお店に行ったらいいのか、事前に準備をしておくことがあるのかなど気になるものですよね。
「ママリ」でも生まれたばかりの子どもとの外食について、質問やコメントが投稿されていました。
私は娘がお昼寝中にマックでお茶するのがやっとな感じです。
先日私の母と子連れOKのレストランでランチしましたが寝愚図りでグダグダ泣き始め店外へ…
交代で抱っこしたので結局別々で食べることのなりゆっくり出来ませんでした。
なのでしばらく外食は諦めたのですが、遠方の友人からランチのお誘いがあり迷っています。
仲良しなので赤ちゃん連れ前提でのお誘い。
気遣ってくれてファミレスやマックでもいいよって言ってくれてますが、いきなり泣いたり叫んだりするので躊躇しています。
皆さんの外食事情を教えて下さい。
あとはお店がベビーカーのままで入店オーケーかどうか、階段がないか、など事前に確認します。万が一起きちゃったらすぐミルクや離乳食をあげれるようにして機嫌損ねないようにしますね汗
子どもが生後1か月や2か月頃から外食を始めたというママさんたちのコメントです。
授乳後に子どもが眠ったタイミングを見計らって行ったり、お昼寝の時間がある程度安定してきたらその時間帯を狙って行ったりしているようです。眠ってほしい時間のギリギリまで子どもを起こしておくと、外食している時間帯はずっと眠っていてくれそうですね。
子どもが途中で起きないように、ベビーカーのまま入れるお店や階段・段差のないお店を選ぶと安心できます。また、子どもが起きてしまったときでもすぐに対応できるように、ミルクや授乳食を持ち歩くのもよいですね。
私はしたいのですが泣いたらどうしようとか考えてしまい、勇気が出なくって・・・
旦那と3人でならよく行きます。
赤ちゃんと2人で外食されている方、どういった場所で食事してますか??お子さんの月齢も教えてください!
寝んね期の時が1番楽でした(笑)今は動くから座らせてもお兄ちゃん食べさせながら下の子もあやすのでごはん冷める(笑)ベビーカーでの入店オッケーなお店なら2人でも楽だと思います♪泣いちゃうのが不安ならファミレスやフードコートは賑やかなので周りも気にならないと思いますよ!!!
最初はフードコートから慣らして、徐々にファーストフードやパン屋さんのイートインコーナーとか幅を広げました。
オープン席がある等、音や声が多少かきけされる所も行けます。
百貨店のベビー休憩室にイートインスペース有るところもけっこう有ります。
たまにはデパ地下スイーツやお弁当買ってプチ贅沢してた事も有ります。
タイミング合わずに早々撤退するときも有りましたが、ママもたまには自分が作る以外のご飯食べたいですよね♪
だいぶリフレッシュできますから、ぜひチャレンジしてみてください♪
子どもが生後2か月や3か月頃から外食を始めたというママたちのコメントです。
ベビーカーのまま入れるお店で、最初はフードコートやオープン席などにぎやかな場所から慣らしていくのがよいようです。また、デパートなどにある「ベビー休憩室」とイートインスペースが一緒になっているところだと、まわりを気にすることなく外食ができそうですね。
ファミレスとかは難しいですよね?
ランチでちゃちゃっと済ませたいだけなので、ゆったり腰を落ち着けて〜とかは考えてないのですが、赤ちゃん連れて外食が初めてなので、勝手がわかりません。
もしファミレスみたいなソファ席のところなら、赤ちゃんはソファの上におくるみでくるんで直に寝かせても大丈夫ですか??
生後1か月の子どもをもつママさんからの、外食する際の席について質問とコメントです。
ベビーカーのまま入れるお店がよいようですが、子どもと2人きりではなく家族などが一緒の場合は交代で抱っこをしたり、お座敷やソファ席に寝かせておいたりするのもよいですね。
赤ちゃんとの外食はいつからOK?
「ママリ」に寄せられていたコメントでは、生後1か月の子どもと外食に行ったというママさんたちを見かけましたが、実際にはどのくらいの時期から外食に連れて行ってよいのでしょうか。具体的な時期について、ご紹介します。
1か月健診(1か月児健康診査)が済んでから
生まれたばかりの子どもは免疫力が弱いため、ちょっとしたことで体調不良をおこし風邪などにかかりやすくなります。また、出産後すぐは母親も体力が回復していないため、長時間外出をすると体に負担がかかります。
そのため、新生児の子どもとの外出をする際は、最初は5分から10分くらいを目安に短時間だけ外に出てみて、様子を見ながら少しずつ時間を長くしていきましょう。
外に出る際は、気温や天気を確認することも大切です。真夏などの日中の暑い時間帯や天気の悪い日は、体調にも影響を及ぼす可能性があるためなるべく避けて、晴れていて気温が涼しく過ごしやすい時間帯を選びましょう。また、外食をする際は、人が多い場所へ行くと風邪をうつされる危険があるため、なるべく人が少ない場所を選ぶことも重要です。
人が多い場所や長時間の外出は、子どもにとっても親にとっても負担が大きいものですが、やむを得ない場合は子どもが1か月健診を受けて健康に問題がないことを確認してからが望ましいです。その日の子どもの体調なども確認しながら、少しずつ外出や外食にチャレンジしていきましょう。
首がすわってから
子どもと外食に出かける際は、首がすわる時期まで待ってからがよいでしょう。首がすわると縦抱きができるようになるので、外出がだいぶ楽になります。
首がすわる前に外出をする場合は「スリング」や「横抱き用のおんぶひも」など、子どもの首がすわっていない時期からでも使用できるもので抱っこをするのがおすすめです。
抱っこをすることによって、子どもの顔や表情を近くで見られるため異変にも気づきやすく、体温管理や体調管理もしやすくなります。早い時期からの外出は子どもにとってとても負担がかかるため、無理のない範囲でおでかけや外食をすることが大切です。
離乳食になってから
子どもとの外食の時期は、離乳食になってからが望ましいです。子どもが離乳食になると、子ども用の食事を持参して一緒に外食ができるようになります。
また、離乳食の段階にもよりますが、ある程度離乳食が進んでいれば、大人の食事の中から子どもが食べられそうなものを取り分けられるようになるため、荷物も減りだいぶ楽になりますね。
- 三宅医院グループ 三宅医院「退院後の外出はいつからしても良いの?|ハピサポ | 三宅医院 産科 婦人科 不妊治療 小児科 形成外科 心理カウンセリング」(https://miyake-miyakegroup.jp/happiness/detail/101,2020年11月20日最終閲覧)
- ユニ・チャーム「赤ちゃんとの外食の悩み-おむつのムーニー 公式 ユニ・チャーム」(https://jp.moony.com/ja/tips/baby/childcare/food/bt0736.html,2020年11月20日最終閲覧)
- パンパース「レストランで赤ちゃんと一緒に食事をする | おむつのパンパース」(https://www.jp.pampers.com/baby/activities/article/eating-out-dining-at-a-restaurant-with-your-baby,2020年11月20日最終閲覧)
赤ちゃんと一緒に外食。お店の選び方
子どもと一緒にいざ外食をしようと思うと、お店選びにも悩むものですよね。小さな子どもと一緒でも安心してゆったり過ごせる、お店選びのポイントやおすすめのお席についてご紹介します。
お座敷の席があるお店
お店選びをする際は「お座敷タイプのお席」があるお店を選びましょう。お店にいる間中ずっと子どもを抱っこしたまま食事をするのは、とても大変なことですよね。お座敷のあるお店なら、食事中に子どもを寝かせられるためとても便利です。
また、子どもはお店に対する第六感を持って生まれてくるため、抱っこをしたまま食事をする際は、細心の注意が必要です。おはしやナイフ・フォークなどとがったものや危険なものに手を伸ばしたり、熱い飲み物やスープ類・こぼれたら汚れてしまうものに手を伸ばしたりといった危険もあるため、子どもを抱っこせず寝かせられるお座敷タイプのお席を選びましょう。
ベビーカー入店OKのお店
子どもと外食をする際は、ベビーカーのまま入店ができるお店を中心に選びましょう。ベビーカーのまま入店ができれば、子どもが寝ている間に食事を済ませることも可能です。
また、お店の出口付近のお席を選べば、万が一子どもが途中で起きて泣いたりぐずったりしても、すぐにお店の外に連れ出せるためとても便利です。ベビーカーのままお店に行く場合は、あらかじめお店にベビーカーのまま入店しても大丈夫か、離乳食の持ち込みは可能かなど気になることを確認しておくと安心です。
個室やキッズルームがあればさらによし
お座敷タイプのお席があるお店や、ベビーカーのまま入店ができるお店を中心に選びつつ、可能であれば「子どもと一緒に入れる個室」や「キッズルーム」のあるお店を探してみましょう。
子どものお世話をしながら食事をするのは、自分の食事時間があまり取れず周囲にも気を使い、とても大変なものですよね。そのため、個室付きのお店を利用すれば、まわりの目を気にすることなくゆっくりと食事ができます。
また、キッズルームやキッズスペースが完備されているお店は、子どもを遊ばせておきながらゆっくりと食事ができるため、忙しい毎日のよいリフレッシュになって、おすすめです。
- パンパース「レストランで赤ちゃんと一緒に食事をする | おむつのパンパース」(https://www.jp.pampers.com/baby/activities/article/eating-out-dining-at-a-restaurant-with-your-baby,2020年11月20日最終閲覧)
- 静岡新聞SBS「子連れ・ファミリーで行けるカフェ&レストラン」(https://www.at-s.com/gourmet/featured/mamakai/index.html,2020年11月30日最終閲覧)
赤ちゃんとの外食に持っていきたいアイテム
行きたいお店が見つかったものの、小さい子どもと一緒だとどんなハプニングが起こるか親としては心配になるものですよね。お店に行く前に、子どもの成長に合わせて事前に準備をしておいた方がよいおすすめの商品についてご紹介します。
1.EIGHTEX(エイテックス)「キャリフリー チェアベルト」
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椅子に取りつけられる、おすわり補助ベルトです。子どもが椅子に座れるくらいまで成長している場合、ベビーチェアのないお店や、ベルトなしのベビーチェアのみがあるお店だと、子どもが椅子から落ちないか心配になりますよね。
そんなときは、このベルトを使えば子どもを1人で椅子に座らせられて、落ちる心配もなく安心です。軽くてコンパクトなため、持ち運びも便利でおすすめです。
2.Combi(コンビ)「ベビーレーベル ヌードルカッター&スプーン LT」
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離乳食が進みお店の子ども向けの食事が食べられるようになってきたときに、あると便利なヌードルカッター&スプーンです。お好みの長さに食べ物をカットできて、お肉も切れる優れものです。
つなぎ目やすき間がないためお手入れが簡単にできて、衛生面でも安心できますね。
3.Imarge(イマージ)「ペーパーエプロン10Pセット」
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外食の際に、あると便利なペーパーエプロンです。子どもの背中側に粘着テープを貼りつけて装着するタイプのため、子どもの身長や体形に合わせて簡単につけられて、とても便利です。
フィルム加工のエプロンのため、ソースやジュースなどの液体類をこぼしても染みこむ心配がなく、使い捨てタイプのため外出先でも気軽に使えてよいですね。
赤ちゃんとの外食で注意すること
赤ちゃんとの外食で気をつけたいことは周りのことだけではありません。次のようなポイントに注意して、赤ちゃんも安心して楽しめるようにしてあげてくださいね。
油はねや煙が多く出る外食は避ける
赤ちゃんとの外食でお店選びをするときは、油跳ねや煙が多いお店は避けたほうが良いでしょう。もしかしたら跳ねた油で赤ちゃんがやけどをしてしまうかもしれませんし、煙たさで赤ちゃんがぐずってしまったり、せき込んでしまったりすることも考えられますよね。
外食をするなら、できる限りクリーンな環境のほうが安心ではないでしょうか。
赤ちゃんの生活リズムを考慮する
いつから外食デビューするとしても、赤ちゃんの生活リズムを考えた時間帯に行くことも忘れないでくださいね。夜の外食だと、赤ちゃんがもう寝るころに出かけることにもなりかねませんし、それで生活リズムが崩れてしまう可能性も。
ランチが理想的でしょうが、夜の外食でも赤ちゃんの眠る時間に支障がないように時間帯に気をつけてでかけましょう。
ぐずった時のグッズを持っていく
一緒に外食に出かけたとして、もし食事中に赤ちゃんがぐずりだしてしまったら…パパママは食事を食べられなくなりますし、周りの人にも申し訳ない気持ちになってしまうはずです。
そこで活躍するのがぐずり対策用のおもちゃです。ミルクやおしゃぶりなど、赤ちゃんの機嫌をとるためのものは必ず持っていきましょう。
事前に準備をしっかりして子どもと一緒に楽しい外食をしましょう
「いつから赤ちゃんと外食できるの?」と、一緒に出かけられるのを心待ちにしているパパママもいらっしゃるでしょう。いつからと決まっているわけではありませんが、首がすわり、1か月健診が済んだころからが赤ちゃんの外食デビューにおすすめの時期です。
ただし赤ちゃんと行くならお店選びを慎重にして、赤ちゃんの生活リズムを崩さない時間帯を選んでください。そしてぐずり対策用のおもちゃも持っていきましょう。
今回の記事を参考にしながらしっかりと準備をして、赤ちゃんと一緒に楽しく外食の時間を過ごしてくださいね。