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赤ちゃんの縦抱きはいつからできる?縦抱きで泣きやむって本当?

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ首がすわっていないため、基本的にはねんねの姿勢(横抱き)で抱っこをします。しかし、最近では新生児から使える抱っこひももあり、ほとんどのものが縦抱きになっているため「生まれたばかりでも縦抱きにしてもいいの?」と疑問に思うママやパパもいるでしょう。そこでこの記事では、赤ちゃんの縦抱きについてご説明します。

PIXTA

赤ちゃんは縦抱きをすると泣くのをやめる?

何をやっても赤ちゃんが泣きやまないというときに、もし抱き方を変えるだけで泣きやむなら、ぜひやってみたいですよね。

赤ちゃんは縦抱きをすると本当に泣かなくなるのでしょうか。まずはママたちの体験談をご紹介します。

生後2ヶ月の息子…
最近抱く時は縦抱きにしないと泣きやみません。
当然首も座っていないのではじめは横抱きにするのですが
怒って泣き続け、縦抱きに変えると落ち着きます。
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うちは、なぜか縦抱きにすると泣き止むんですよね!
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2ヶ月半の男の子を育ててます!!
うちの子は首が座ってない頃から、縦抱きが好きで、横抱きにすると泣いて眠れないため縦抱きしていることが多かったです...
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このように、「縦抱きにすると泣きやんだ」「横抱きよりも縦抱きが好き」という赤ちゃんは実際にたくさんいるようです。

横抱きだと体の側面だけになりますが、縦抱きでは体のより広い範囲をママやパパと密着させることになるので、安心するのでしょうか。また、頭を高い位置に上げると視界が変わり、よく見えるようになって楽しいのかもしれません。いずれにしても、縦抱きで泣きやむ赤ちゃんは多いようです。

インナークッションなどを使用し、新生児から使える抱っこひもの多くは縦抱きです。そういえば、抱っこひもで気持ちよさそうに、すやすや寝ている赤ちゃんをよく見かけますよね。

赤ちゃんの縦抱きはいつからできる?

赤ちゃん 抱っこ PIXTA

縦抱きは赤ちゃんの首がすわっていない時期からしてもかまいません。しかし、赤ちゃんが「縦抱きの方が好きだから」「泣きやむから」といっても、首がグラグラしているのに縦抱きをするのは、ちょっと怖いというパパやママもいるでしょう。

赤ちゃんの背骨は、ママのおなかにいたときと同じ「C」の字をしています。これをCカーブといい、ねんね期の赤ちゃんはCカーブを保(たも)つほうがよいとされています。

赤ちゃんを縦抱きする際はどのように抱っこすればよいのでしょうか。詳しくみていきましょう。

頭と首をしっかり支えればOK

縦抱き PIXTA

まず、この時期の赤ちゃんを「縦抱きをしてはいけない」ということはありません。長時間にならないようにし、頭と首をしっかり支えるようにすれば、問題ありません。抱っこひもを使う際は、インナークッションなどを使用し、おんぶではなく前抱きにしましょう。Cカーブを保つような形状の抱っこひもも販売されていますよ。

4か月頃までには95%以上の子は首がすわるようになります。あお向けに寝かせた状態で赤ちゃんの両手を持ってゆっくり起こすと、ちゃんと首がついて来るようであれば、首がすわっている証拠です。また、うつぶせにして頭の上がり具合でも判断できます。

無理して赤ちゃんに負担をかけてはいけませんが、毎日少しの時間でいいので縦抱きをしたり、うつぶせにさせたりして頭を上げる練習を取り入れるとよいでしょう。

授乳時に縦抱きをすることも

赤ちゃんがあおむけの姿勢のまま、吐き戻しをしてしまうと、窒息の危険性があります。少し頭を上げた状態でミルクや母乳を飲ませるのですが、このとき縦抱きで授乳をする方法もあります。

この方法は、赤ちゃんが乳首をくわえやすく、吐き戻しのリスクを軽減させられます。なかなかおっぱいをうまく吸えないという赤ちゃんや、吐き戻しの多い赤ちゃんに向けて、母乳外来などで縦抱き授乳を指導しているところもあります。

授乳クッションがないときは大変有用なやり方ですし、赤ちゃんが大きくなって重たくなってきてもこの方法なら負担も少ないです。

抱っこは大切なスキンシップ

赤ちゃんを抱っこすることは、赤ちゃんにとっても、抱っこしている人にとっても大切なスキンシップです。ひと昔前は、「抱き癖がつくから、泣いても抱っこしない」などと言われていましたが、現在では、赤ちゃんはたくさん抱っこしてあげることで、オキシトシンというホルモンが分泌され、自己肯定感や心の成長につながるということが分かっています。

また、ママも赤ちゃんを抱っこすることで精神が安定し、母乳が出やすくなったり、産後うつの抑制になったりすると言われています。ママやパパ、おばあちゃんやおじいちゃんみんなで赤ちゃんをたくさん抱っこしてあげてくださいね。

出典元:
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赤ちゃんの縦抱きの仕方

縦抱き PIXTA

赤ちゃんを縦抱きすることを「コアラ抱き」や「正面抱き」ともいいます。コアラが木にしがみつくように、ママやパパの胸にぴったりとくっついている赤ちゃんはとってもかわいいですね。

縦抱きには、気をつけたいポイントがあります。しっかり頭や首を支えていたとしても、場面に応じたやり方をしないと、赤ちゃんの負担になってしまいます。ここでは3つの抱き方についてご紹介いたします。

基本的な縦抱き

基本的な抱き方としては、次の点に注意しましょう。

  • 赤ちゃんの脚がM字になっていること
  • 抱いている人と密着させること(体を離して抱っこしない)
  • 赤ちゃんの口や鼻がふさがれていない

赤ちゃんの脚は、ちょうどMの形になるように、ひざを曲げ股関節を開くようにします。脚を伸ばしてしまうと、股関節脱臼という状態になってしまい、気づかずにいると歩くのが困難になる症例もあるようです。

低い位置や離れた位置で抱っこをすると危険ですので、必ず抱いている人と赤ちゃんの身体が密着するようにしてください。ただし、このとき赤ちゃんの顔が押し付けられていないかに注意するようにしてください。

授乳をするとき

縦抱き PIXTA

ママの太ももに赤ちゃんを向かい合わせで座らせて、授乳します。後頭部に手を添え、支えてあげましょう。ママは前かがみにならないようにしましょう。

縦抱きで授乳をするメリットとしては、吐き戻しの危険性が低くなる、乳首をくわえやすくなる、げっぷが出しやすくなるなどです。

コツをつかむまでは難しいかもしれませんが、慣れると赤ちゃんもママも楽な授乳方法ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

授乳後のゲップをさせるとき

授乳後、ゲップをさせるときも縦抱きにします。ママやパパの肩に赤ちゃんがもたれかかるように縦抱きし、背中をやさしくさすってあげてください。

赤ちゃんが母乳やミルクと一緒に飲みこんだ空気を出してあげるのです。横にすると、吐いたものをのどにつまらせてしまうこともあるので、授乳後はゲップが出ても出なくても、しばらく縦抱きにしてあげるといいでしょう。

出典元:
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縦抱きはメリットがいっぱい!たくさん抱っこしてあげましょう

赤ちゃん 抱っこ PIXTA

赤ちゃんの縦抱きについてご説明しましたがいかがでしたか。頭と首をしっかり支えてあげることで、首すわり前の赤ちゃんでも縦抱き抱っこをすることが可能です。

縦抱きは、赤ちゃんにとってメリットがいっぱい。縦抱きで授乳をすることは、吐き戻しリスクの軽減やうまくおっぱいが飲めない赤ちゃんへの対処法としても有効です。M字型に足を開く「コアラ抱き」は、股関節脱臼の防止にもなります。

首のすわりが早くなったり、なかなか泣きやまない赤ちゃんが泣きやんだりすることも報告されています。そして何より抱いている人との距離が近くなることで、赤ちゃんにとってもママやパパにとっても、大切なスキンシップとなるでしょう。

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