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きょうだいの誕生以外で赤ちゃん返りをしたときの対処法は?
環境の変化などによって、幼児期の子どもが赤ちゃん返りすることがあります。
自立に向かいつつ、まだまだ親に甘えたい気持ちが強い時期。自分でできていたことを「ママやって」と甘えたり、もう卒業した哺乳瓶やおしゃぶりを欲しがったりすることがあるようです。
ここからは先輩ママの声をもとに、きょうだいの誕生以外をきっかけにした赤ちゃん返りの対応方法をお伝えします。
1. 突き放さず、子どもの好きにさせる
赤ちゃんのようになると親としては成長したのが後戻りしたようで「しっかりして」と言いたくなるかもしれませんが、突き放さずに好きなようにさせるという声があります。
しばらくしておさまったのなら、赤ちゃん返りした自分を親が受け入れてくれたことで、子どもの心が落ち着いたのかもしれませんね。
2. 赤ちゃんごっこに付き合う
遊びの一つとして甘えさせてあげるのも手。親がおおらかに接していると、子どもは安心できるでしょう。
赤ちゃんごっこをするうちに「自分は本当はもっとお姉さん(お兄さん)だもん」という気持ちが芽生えれば、赤ちゃん返りするシーンが少なくなりそうです。
3. 大事な時期だと考えて向き合う
「成長の過程で大事な時期」として考えて向き合うという声がありました。祖母からのアドバイスだそうです。
ずっと続くわけではなく期間限定。そして今が大事なときだと考えると、割り切って甘えさせる気持ちになれそうです。子どもが甘えてくる期間は、大人になるまでの期間のうちほんの一部だからこそ、じっくり向き合うのも素敵な方法ですね。
4. 「今だけ」と考えて要求に応じる
否定せずに、やりたいように要求に応えているという声です。2歳ごろならイヤイヤ期も赤ちゃん返りと重なり「ダメ」と否定すると大泣きしたり、かんしゃくを起こしたりする子もいるかもしれません。親がストレスを感じないためにも、多少許容範囲を広げて要求に応えるのも手ですね。
赤ちゃん返りもイヤイヤ期も、真正面から向き合い続けるのは大変。「ここまでは諦める」という目安を決めておくと、親は楽になれそうです。
5. イライラする自分を否定せず、子どもには愛情を伝える
(中略)イライラもしてしまいますが、その分、愛情いっぱい伝えて甘えたいだけ甘えたらいいと思って甘えさせてあげることにしてます😊
「甘えたらママはいつでも愛情をくれる」と思うと子どもは安心できそうです。
甘えたい気持ちに応え続けるとイライラすることもあるかもしれませんが、そんな自分を「イライラしてダメな親だ」と思うとつらいもの。イライラする自分の思いも否定せず、子どもには愛情を伝えて甘えさせると決めて付き合えたらよいですね。
期間限定の甘えん坊を、楽に受け止めよう
赤ちゃん返りはきょうだいの誕生以外でも起こり得ます。そのようなとき、先輩ママたちはさまざまな方法で子どもの気持ちを受け止め、赤ちゃん返りの時期を乗り切っていたようです。
「できていたことができない」「卒業した哺乳瓶を使いたがる」など、親としては心配になるかもしれませんが、ほかの子どもも通ってきた道です。焦らずに、甘えたがる子どもの姿をおおらかに見守れるとよいですね。