1歳~2歳の赤ちゃんと過ごす1日
皆さんは毎日、どのように子供と過ごしていますか。子供の成長は著しく、動けるようになるとますます目が離せなくなり、どのように1日を過ごそうか悩むママも少なくないと思います。
筆者は、息子が生後2ヶ月頃から「生活リズムを整える」ということを意識してきました。それはこの後紹介しますが、先輩ママのすすめである本を読んだからです。
現在1歳3ヶ月になる息子は、朝は6:30頃自然に目が覚め、夜は19:30頃寝ます。筆者が子供の生活リズムを整えてよかったと思うことは、主に次の三つ。
- 食事やお昼寝の時間が決まっているため、泣いている理由がなんとなくわかる
- 19:30頃、遅くても20:00には寝るため、ママの1人時間が確保できる
- 1日のスケジュールが決まっているとママの予定も立てやすい
あくまでわが家の過ごし方なのでご家庭によって習慣にないものもあると思いますが、息子との1日のスケジュールを紹介します。
朝寝ありのスケジュール<1歳~1歳2ヶ月頃>
まずは、朝寝ありのスケジュールを紹介します。
- 6:30 起床→顔を拭く→着替え
- 8:00 朝食
- 9:30 朝寝(約30分)
- 10:00 公園や支援センターで遊ぶ(約1時間~1時間半)
- 12:00 昼食
- 13:00 昼寝(約2時間)
- 15:00 おやつ
- 17:30 夕食
- 18:30 お風呂→寝る前の授乳(卒乳後はお茶)→歯磨き
- 19:15 寝室へ移動
- 19:30 就寝
息子は、1歳2ヶ月頃まで朝食後に朝寝をしていました。朝寝をさせていた理由はまだお昼まで体力が持たず、午前中思いきり遊ばせるとお昼を食べる前に眠くてぐずってしまうからです。
午後のお昼寝に響かないよう、朝寝は約30分で起こすようにしていました。
朝寝なしのスケジュール<1歳2ヶ月頃~現在>
次に、朝寝がなくなってからのスケジュールです。
- 6:30 起床→顔を拭く→着替え
- 8:00 朝食
- 9:30 公園や支援センターで遊んだり、ショッピングモールへ行く(約2時間)
- 12:00 昼食
- 13:00 お昼寝(約2時間)
- 15:00 おやつ
- 17:30 夕食
- 18:30 お風呂→寝る前の授乳(卒乳後はお茶)→歯磨き
- 19:15 寝室へ移動
- 19:30 就寝
1歳2ヶ月を過ぎたあたりから、朝寝の寝つきが悪くなったためなくしました。お昼寝は昼食後1回のみ。そこでだいたい1時間30分~2時間ほどまとまって寝ます。
朝寝がなくなってからは、午前中子供が飽きないよう過ごすことを心がけています。午前中ずっと家の中だと息子も飽きてぐずるので、支援センターや公園など外へ行くことが多いです。昼寝後は夕飯の準備などがあるので、買い物はほぼ午前中に済ませます。
子供の生活リズムを整えながら過ごす自分なりのルール
生活リズムを意識すると、つい「この時間にあれをやらなきゃ」「もうこんな時間だからこれに着手しないと」など、厳密な時間管理をしたくなることもあると思います。しかし、きっちりやればやるほどママの負担も増えるのが事実。
そのため、1日をうまく過ごすうえでいくつか自分なりにルールを設けていました。三つ、紹介します。
完璧を求めすぎない
筆者の性格上、変に完璧を求めてしまうことがあり、子供の生活リズムがスケジュール通りにならないとストレスに感じてしまうときも。特にお昼寝や夜の寝かしつけです。なかなか寝てくれないと、変に焦ってしまうことがあったのです。そのときにこれではいけないと思い、「ゲーム感覚で楽しもう」と決めました。
大人だって、今日は疲れたから早く寝たいなと思う日もあれば、なんだか眠くないなという日もありますよね。子供だってそれは同じ。そのため、寝かしつけるときは「あと20分で寝たらママの勝ちね」と笑って言いながら、布団でトントンしています。
寝てくれないときは、「今日はママの負けだね」と言いながらトントンしたり、一緒にゴロゴロしたりしています。
赤ちゃんとの時間を楽しむ
成長にともない起きている時間が増えた分、子供と一緒に過ごす時間が増えました。育児の合間に家事をしなければ…と家ではせかせかとしてしまうことがあり、どう過ごすことが子供にとって良いのか悩んでしまうことはありませんか。そんなとき、筆者は「今自分にできる方法で、子供との時間を楽しむこと」を意識しています。
なんだか今日は疲れたなと思ったら一緒に寝そべりながら絵本を読んであげたり、早めに家事も終わって時間がある日は子供向けテレビの音楽に合わせて一緒に踊ってみたり、体調があまりよくない日はただギュッと抱きしめてゴロゴロしたり。自分ができる範囲で子供と楽しもうと心がけています。
事故やけがには注意
子供が動ける範囲が増えた分、事故やけがには気を付けなければいけませんよね。わが家は、息子がつかまり立ちやハイハイをするようになってから、家の環境を見直しました。
立てるようになった子供は、「こんなところまで?」と大人が思っている以上に高いところに手へが届きます。子供が届く範囲のところにはなにも置かず、リビングや脱衣所の引き出しにはチャイルドロックをつけました。
また、キッチンのガス台にも手が届いてしまうので、キッチンにはベビーゲートをつけ、キッチンに入れないようにしました。
生活リズムを整えるために参考にした本
筆者が子供の生活リズムを整えるため、実際に参考にした本を2冊紹介します。どちらも有名な本なので、読んだことのあるママも多いかもしれません。
筆者はこの2冊を参考に、自分の生活スタイルと照らし合わせ、子供の1日のスケジュールを決めるようになりました。どちらの本にも月齢ごとのスケジュールが書かれているので、悩んでいる方は一度読んでいてはいかがでしょうか。
『赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割』
こちらは、先輩ママにすすめられて産前に読んだ本です。
著者の清水さんは、南アフリカで子育てをしている日本人。南アフリカでは、ママが主導で赤ちゃんの生活リズムを作るそうです。「ママが上手にリードして、赤ちゃん自身で生活リズムを見つける手伝いをする」ためのポイントや、清水さんの経験談が書かれています。
『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』
こちらは、産後6ヶ月頃に読んだ本です。赤ちゃんの眠りを改善するための3ステップや、月齢に応じた赤ちゃんのスケジュールなどが分かりやすく書かれています。
また、著者の一言一言が温かく、読みすすめると育児に疲れていた心もとても前向きになれました。
ママと赤ちゃんの笑顔が増えるスケジュールを
今回は、筆者が実際に過ごしている1日のスケジュールを紹介しました。最初にも述べましたが、あくまでわが家のスケジュールなので合う合わないはあるかと思います。
もちろん、スケジュール通りにならない日もあります。お昼寝の時間が短くなったり、夜の寝かしつけがうまくいかず遅くなったり…。最初の頃は、うまくいかないと変に焦ってしまうこともありましたが、今は「こんな日もあるよね」と思えるように。
1日のスケジュールを整えると、赤ちゃんにとってもママにとっても良いことが多いと筆者は感じています。ぜひ、良いリズムを作ってみてはいかがしょうか。