1歳~2歳の赤ちゃんと過ごす1日のスケジュールをご紹介
1歳を過ぎるとどんどんできることが増えていき、動ける範囲が広がってくる赤ちゃんもいますよね。今までは自宅で遊ぶことが多かったけれど、外の世界を教えてあげられるかも!とママたちもうれしくなるのではないでしょうか。
筆者の息子は9月生まれ、現在2歳7か月になりましたが、今では外遊び大好き&遊具大好きな子に。今回は、1歳の頃から1日のスケジュールを振り返り、簡単にですが紹介したいと思います。
1歳2か月~1歳5か月の頃の1日
- 6:00~6:30 起床
- 7:00~8:00 朝食&身支度
- 8:30~9:30 テレビをつける(Eテレ)、その間に掃除&洗濯
- 9:30~10:30 近所の公園or家の周りをお散歩
- 11:00~12:00 昼食(幼児食を冷凍しストックしているので、レンチンして時短)
- 12:15~13:00 車で近くのスーパーへ買い物に行く
- 13:15~14:00 昼寝
- 14:00~14:30 おやつ
- 14:30~15:30 近所をお散歩or児童センターへ行く
- 16:00~17:15 テレビをつける(Eテレ&しまじろう)、夕飯の準備
- 17:30~18:00 夕食
- 18:30~19:00 歯磨き&お風呂
- 20:00~20:30 就寝
歩けるようになったのが、1歳2か月とゆっくりめだった息子。ハイハイをする期間が長かったので、足腰が鍛えられたのかよちよち期間が少なく、あっという間に歩けるようになって驚いた記憶があります。今までは、外へ行くといっても児童センターかベビーカーで散歩をする程度だったのが、歩けるようになったことでぐんと行動範囲が広くなり、筆者自身毎日がとても新鮮に感じていました。
息子は、幼い頃からあまり寝ない子でお昼寝をしないこともしばしば。そのため、筆者も息抜きするタイミングがありませんでした。そのうえ家ではべったりとひっついている子だったため、10〜15分でも良いから寝てくれるとよいな…と思ってしまうことも。
歩くようになれば今よりも体力を使うため寝てくれるかなと思っていたのですが、特に変わるようすはありませんでした。そこで昼食後にスーパーへ行き少し歩かせ、帰りの車の中でうとうとしてもらう作戦を実行。車の振動が心地良いのかふしぎと寝てくれて、車で抱っこをしてそのままそっとベッドに移すと、そのまま寝てくれてとても助かりました。
この時期、同じ年齢位の子とのふれあいを増やそうと児童センターへ行くこともありましたが、他の子供のおもちゃを取りに行ったり、髪を引っ張ったりと目が離せず、ひやひやすることの方が多い日々。2人で外へ行く方が周りのことを気にせず、ゆったりとした気持ちで息子を遊ばせることができて気持ちは楽でした。
おすすめの遊び:とにかくお散歩
1歳から2歳の歩き始めたばかりの赤ちゃんには、とにかくたくさんお散歩させてあげましょう。お散歩には靴が必要となりますが、選ぶときはデザインよりも機能性やソールの柔らかさを重視してくださいね。
おすすめの遊び:積み木
積み木も1歳から2歳の赤ちゃんにおすすめの遊びです。最初はパパママが積み木を積んであげてください。そしてそれを赤ちゃんが崩せば、それだけで「崩す」という遊び方を学べます。
だんだん積むことに興味を持ちだしたら、積み木の積み方を学ばせてあげましょう。
- 清徳幼稚園「7月」(http://seitokuyh.jp/index.php?id=169,2022年11月4日最終閲覧)
- 三瀬保育園「優しくしてくれて、ありがとう(1歳児)」(https://sanze-hoikuen.com/49384/,2022年11月4日最終閲覧)
- ムーンスター「子どもの足のための知識」(https://www.moonstar.co.jp/whatshoes/select/knowledge.html,2022年11月4日最終閲覧)
- アシックス「足にいい靴-子供靴 選び方 & サイズチェック」(https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/kids/shoes-choose,2022年11月4日最終閲覧)
1歳6か月~2歳0か月の頃の1日
- 6:00~6:30 起床
- 7:00~8:00 朝食&身支度
- 8:00~9:00 テレビをつける(Eテレ)、その間に掃除&洗濯
- 9:00~10:30 近所の公園
- 11:00~12:00 昼食
- 12:30~13:30 昼寝(夕飯の準備を少ししておく)
- 13:30~14:00 おやつ
- 14:30~15:30 近所の公園
- 16:00~16:30 ごろごろしながら一緒に遊ぶ
- 17:00~18:00 テレビをつける(Eテレ&しまじろう)、夕飯の準備
- 18:00~18:30 夕食
- 18:30~19:30 歯磨き&お風呂
- 20:30~21:00 就寝
この頃は季節が初夏~真夏と暑い時期だったこともあり、起きる時間も早めに。5時に目が覚めるという日もしばしばありました。朝が早い分家事をすばやく済ませ、9時には家を出て公園へ。気温が高くなるため、日中に長時間公園にいるのはつらく、夏場は早い時間に外出する方がよいなと思っています。公園内では影が多いところを選んだり、こまめに水分補給したりと熱中症にならないよう気をつけていました。
以前より変わったことは、外遊びの楽しさを覚えたのか、息子が昼寝の後も外に出たくてうずうずするように。靴を持ってうれしそうにアピールするので、午後も公園へ行き、歩き回って一緒に遊んでいました。この頃は、遊具や砂場を利用して遊ぶよりも、歩いたり草を触ったりアリをずっと観察したりなど、外の空気を感じながら自然と触れ合うことが楽しかったようです。筆者にとって当たり前なことでも、息子にとっては見るもの全てが心をワクワクさせてくれるのだろうなと思いました。
1日2回公園へ行くことで、夜は一瞬で寝てくれるように。しかし、筆者もへとへとで寝かしつけた後一緒にそのまま寝る日々でした。夏場ということもあったかと思いますが、子供のみなぎる体力についていけず、体力も消耗しやすかったように思います。
おすすめの遊び:ぐるぐるお絵描き
1歳6か月から2歳までの赤ちゃんは、手先の力がしっかりとしてきます。発色が良くお絵かきにピッタリのクレヨンやフェルトペンも持てるようになる月齢なので、大きな画用紙を準備して、思い切り好きな絵を描かせてあげましょう。
おすすめの遊び:遊具にどんどんチャレンジ
お外では年齢に合った遊具にもどんどんチャレンジさせてあげてください。握る・登る・降りるという動きだけでも、赤ちゃんはとても楽しく遊んでくれるはずですよ。
パパママは両手が自由になった状態で、すぐに助けられるよう見守ってあげてください。
- 尚徳福祉会「3月指導計画書 2歳児(ちゅうりっぷ組)」(https://sfg21.com/mabashi/wp-content/uploads/sites/38/2019/04/2歳 3月指導計画.pdf,2022年11月4日最終閲覧)
- 日本保育者未来通信「遊び 2歳児」(http://hoikusya.jp/sodachi/2sai/asobi/,2022年11月4日最終閲覧)
2歳1か月~2歳7か月の頃の1日
- 7:00~7:30 起床
- 8:00~8:30 朝食&身支度
- 8:30~9:30 テレビをつける(Eテレ)、その間に掃除&洗濯
- 9:30~11:30 近所の公園
- 12:00~13:00 昼食
- 13:30~14:30 昼寝
- 14:30~15:00 おやつ
- 15:00~16:30 幼児ドリル&室内遊び
- 17:00~18:00 テレビをつける(Eテレ&しまじろう)、夕飯の準備
- 18:00~18:30 夕食
- 19:00~20:00 歯磨き&お風呂
- 20:30~21:00 就寝
だんだんと寒い季節になり、布団の中が暖かくて心地よいのか、今までのスケジュールよりも1時間程起きるのが遅くなりました。しかし、基本的な生活リズムは変わっておりません。
息子は体力もつき手先が器用になってきたので、公園での過ごし方も遊具で遊んだり砂場で遊んだりと、幅広く活発になってきました。また、午後の過ごし方もおもちゃで遊ぶだけではなく幼児ドリルを購入し、線と線を鉛筆でつなぐ練習や間違い探しなどをし、親子で一緒に楽しんでいます。1日1ページと決めてスケジュールに組み込んでいるので、無理なくできて良いかなと思っています。
以前は外遊び中心の生活をしていましたが、2歳半位になってくると、家の中で遊ぶことの楽しさも気づき始めたようす。1人遊びの時間も増えていくので、パズルやブロック、プラレールなど、年齢に合わせたおもちゃが家にあると、室内時間も充実すると思います。
おすすめの遊び:ごっこ遊び
赤ちゃんが2歳になったら、1日スケジュールのなかに「ごっこ遊び」の時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。ごっこ遊びは言葉や身振りを上手に使いこなしたり、他の子どもとのコミュニケーションを取ったりするうえでも役立ちます。
おすすめの遊び:粘土遊び
家の中でのおすすめの遊びは粘土遊びです。指先と五感を使って遊ぶ粘土遊びは、子どもの器用さや感性をより高めてくれるでしょう。
- 鳥取県「2歳児 実践事例 ままごと遊びをしよう (10)月」(http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/962163/2 sukusuku kyoudousei.pdf,2022年11月4日最終閲覧)
- 明石市「2歳児Ⅰ期 (4月~5月)」(https://www.city.akashi.lg.jp/kodomo/ikusei_shitsu/yojikyoiku/documents/13_2_kian.pdf,2022年11月4日最終閲覧)
- 波多野達二、芦田風馬「図画工作における創造的な技能を伸ばす粘土遊びの開発と実践」(https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KK/0016/KK00160L047.pdf,2022年11月4日最終閲覧)
魔の2歳児?ママパパの休息も大切に
1歳から2歳の赤ちゃんは行動力も旺盛になり、さらに手がかかるようになったと感じることもあるのではないでしょうか?第一次反抗期が訪れることもあるので、ママパパが上手に息抜きをすることも大切な育児のポイントです。
先輩ママたちもそれぞれの方法で息抜きを見つけているので、あまり育児に根を詰めすぎないようにしてください。健康でなければ赤ちゃんのお世話もできませんよね。ご自身の体も大切にしてくださいね。
子育ては振り返るとあっという間に過ぎていくもの
1歳から2歳の子どもは日々成長しているように見えるほどできることがどんどん増えていき、1日スケジュールも変わりますし行動範囲も広がるので、パパやママとしては目が離せない時期ですよね。赤ちゃんを追いかけて大変な思いをしている方もいることでしょう。
しかしふと気づけばさらに成長して、子どもが1人で何でもできるようになっているかもしれません。子育ては振り返ると、あっという間のできごとです。
1歳から2歳は大変な時期かもしれませんが、休息や息抜きも大切にしながら、今だけの子育てをぜひ楽しんでくださいね。