春生まれの娘のために準備した洋服
筆者の娘は4月生まれ。里帰り出産をしたのですが、里帰り先の実家も夫と暮らしている自宅も豪雪地域にあります。どちらも4月はまだ昼夜の気温差が大きく、ストーブが手放せないような場所です。
妊娠初期〜中期の間にも、何度か赤ちゃん用品を扱う店へ行きました。しかし、正直なところ何を買ってよいかわかりませんでした。結局、妊娠後期になり里帰りをしてから急いで準備をすることに。
新生児用に買った肌着が使える時期は意外と短い!
筆者の場合は、育児雑誌の情報を参考に短肌着を4枚、長肌着を3枚、コンビ肌着を2枚買いました。さらに、外出時に着れるようなツーウェイオールも2枚購入。
よくやっていたのは、短肌着の上にコンビ肌着を重ねる着させ方です。コンビ肌着は赤ちゃんの足もとまであるので、バタバタと激しく足を動かす娘に着せても安心でした。反対に、着させ方に困ったのは長肌着。これは正直なところ必要なかったかなと思います。
肌着はひもで結ぶタイプよりもスナップの方がおすすめです。スナップなら抱っこしているうちにほどけてしまう心配もなく、赤ちゃんのお世話になれていないママでも戸惑うことが少ないと思います。
赤ちゃんはあっという間に成長します。新生児期に着させる肌着はすぐに小さくなってしまうので、たくさん準備する必要はありません。足りなくなったらどうしよう…と不安に感じるかもしれませんが、意外とどうにかなるものですよ。
月齢別おすすめの服装
新生児のうちは外出することがほとんどなく肌着で十分ですが、1ヶ月健診が終わり、落ち着いてきたら少しずつ外にも連れて行きたいですよね。外出するときに、赤ちゃんに着させる服で悩むママもいるでしょう。筆者もすごく悩みました。
そこで、筆者が実際に娘へ着させていた服装をまとめてみました。ねんね期から寝返りができるようになる頃、ハイハイができるようになる1歳頃までを紹介します。
とにかく着させやすさ重視の「新生児期」
新生児期は吐き戻しが1日に何度もあり、着替えさせる回数もひんぱん。基本は短肌着の上にコンビ肌着を着させ、暑そうなときは短肌着は着させずコンビ肌着1枚だけのときもありました。
春とはいえ夜は気温がかなり下がっていましたが、2枚以上重ね着させることはありませんでした。赤ちゃんは体温調節が苦手だと聞いていたので、重ね着ではなくブランケットをかけたり室温を上げたりすることで対処しました。
新生児コンビ肌着
優しい色合いが印象的な、コンビ肌着2枚セット。性別問わず着用できるデザインで、プレゼントにもぴったりです。
まだコンビ肌着が便利な「ねんね期」
ねんね期は寝返りこそできないものの、手足をバタバタと動かして元気いっぱいな時期。この頃は、新生児期から着ていたコンビ肌着をよく着させていました。
外出するときは前開きタイプのボディスーツを着せて、その上にツーウェイオールを重ねていました。筆者の場合は毎日出かけていたわけではなかったので、肌着で過ごす日の方が多くコンビ肌着が大活躍でした。
Milkiss ツーウェイオール
シンプルな星柄がキュートなツーウェイオール。 ほど良い厚さの素材で、春ごろ生まれる赤ちゃんにおすすめです。
普段着や検診時などのお出かけにもぴったり! 性別問わず着させやすいテイストですね。
クチコミにも、「4月生まれの子に向けて購入しました」という声がありましたよ。
いよいよ着替えが大変になる「寝返り期」
寝返りを覚え始めると、だんだんじっとできないように。このタイミングでコンビ肌着は卒業し、ボディスーツやボディシャツにするのが個人的にはおすすめです。
筆者の娘の場合、自宅では半袖のボディスーツ1枚で過ごすことがほとんどでした。カラフルなものや柄入りのものだと肌着に見えにくく、カボチャパンツをはかせてそのまま外出することもよくありました。
この頃は、ツーピース風のショートオールやワンピースを着せることもありました。この頃からセパレートタイプを着させても大丈夫でしたが、腰すわり前は着替えさせるのが少し大変かもしれません。ついかわいい服を見つけると買ってしまいたくなりますが、月齢に合ったものを着させてあげたいですね。
ミキハウス 半袖ボディシャツ
ふんわりとした肌触りの生地を使用しています。やわらかくぬくもりのある風合いで、天然コットンを100%使用した一品。
前開き仕様で、赤ちゃんを寝かせて着替えが可能です。
ミキハウス 鮮やかなお花&星&車柄のショートオール
着心地のよいパイル地のショートオール。背中には恐竜のひれや天使の羽根が付いていて、とてもキュートなデザインです。
動きやすさが大事な「ズリバイ・ハイハイ期」
ズリバイやハイハイをするようになったら、洋服はセパレートを着させていました。しかし、動いているうちにおなかが出てしまうので肌着はボディスーツを着用。
この頃になると季節は秋になり、外出時にもアウターが必要になりました。フードが取れる起毛生地の羽織を買い足し、真冬用にはモコモコとした素材でできたつなぎのアウターを買いました。
この頃から気にしたのが、見た目よりも実用性。真冬用に買ったモコモコとしたアウターはとてもかわいいのですが、娘は思ったように動けなくて機嫌が悪くなることもしばしば。チャイルドシートに乗せにくいこともあり、車での移動が多いわが家は外を長時間歩く日以外は着させる機会がありませんでした。
「たっち期」1歳の現在
筆者の娘は現在1歳1ヶ月。つかまり立ち、つたい歩きは完璧ですが、1人歩きはまだです。肌着は半袖かノースリーブのボディスーツ、洋服はセパレートを着させています。寝るときは長袖のボディスーツにリネンのズボンという格好です。
生まれてからずっと成長曲線ど真ん中の娘ですが、10ヶ月ぐらいから身長・体重の増加が緩やかになりました。現在の身長が74センチぐらいなので、80サイズであれば長い期間着れそうです。
これから出産を迎えるママは、赤ちゃんの成長をイメージしながら出産準備をしてみてくださいね。足りないかもと思ってから、必要な肌着や洋服を買い足す方が無駄がなくてよいですよ。
成長はあっという間!どんどん着せよう!
赤ちゃんの成長はあっという間。筆者は「もう少し大きくなったら着させよう」と洋服をしまっていたら、すっかり忘れていて危うくサイズアウトするところだったということがありました。
また、自分では絶対に買わないようなピンクのフリフリとした洋服を頂いたときはちゅうちょしていたのですが、いざ着させてみたらすごくかわいく、会う人みんなにほめられたということも。赤ちゃんはすぐに大きくなってしまうので、もったいないと思わずにどんどん着させてあげてくださいね。
筆者は最低限の肌着・洋服を用意して出産を迎えました。それでも不要だったと思うものもあり、出産準備の難しさを感じます。最初から全てをそろえるのはお金もかかりますし、無駄が出てきてしまうことも。必要なときに必要なものを買い足せば大丈夫、というぐらいに大きくかまえ、出産を迎えてくださいね。