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サチさんは夫と熱性けいれんが起きたときの対処方法・救急車を呼ぶかどうか判断するポイントを確認しました。このときの夫のアドバイスが、後々サチさんの助けとなります。
子どもの命を守るためには「大丈夫だろう」と安易に考えるのは危険です。サチさんのように、起こりうるリスクについて事前に調べることは大切ですね。
- 西宮市「【消防局】救急救命士に聞いてみよう!」(https://www.nishi.or.jp/kurashi/anshin/shobokyoku/kyukyu/oshirase/kyuumeishikiitemiyou.html,2023年6月23日最終閲覧)
- にのみや小児科・ひふ科「熱性けいれん」(https://www.2-38.net/pediatrics/others/entry-35.html,2023年6月23日最終閲覧)
- いしいこどもクリニック「突発性発疹の原因・症状・治療」(https://www.ishii-kodomo-clinic.net/disease07#:~:text=合併症として、熱性けいれん,あるので注意が必要。,2023年6月26日最終閲覧)
- キャップスクリニック「突発性発疹症について」(https://caps-clinic.jp/toppatsu-hosshin,2023年6月26日最終閲覧)
- 難病情報センター「痙攣重積型(二相性)急性脳症(指定難病129)」(https://www.nanbyou.or.jp/entry/4513,2023年6月26日最終閲覧)
「大丈夫ではない可能性」を知っておこう
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このお話は、つきママさんのフォロワーさんの次女・ヒカリちゃんに起きたことをさかのぼる作品です。突発性発疹は乳幼児を育てるママの間では比較的よく知られ、話題にもなる病気ですね。
子どもによって経過は異なりますが「家庭で様子を見ていたら良くなった」「大したことはなかった」という体験談を耳にすることがあると思います。しかし、この作品に登場するヒカリちゃんの場合は、入院治療が必要になり、急性脳症との診断を受けます。さらに、退院後もケアが必要な状態が続きました。
つきママさんのフォロワーさんは、こうした「大丈夫ではなかった」という事例を知っておくことで、子どもに異変を感じた時の速やかな受診につながることを望んでいます。公益財団法人難病医学研究財団難病情報センターによると、子どもの感染症にともなう急性脳症の中でもっとも頻度が高い痙攣(けいれん)重積型(二相性)急性脳症の発症は、年間100〜200人、日本の小児に特有の病気であり、生後6か月から1歳代での発症が最多だといいます。
子どもの発熱は珍しいことではありませんが、まれにこうした症例が実際に起きています。「おかしい」と思ったらすぐに受診をすることが大切ですね。