©seseragi0822
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子どもたちの記憶にあるのは「亡き父」でなく「のこされた母の涙」
せせらぎさんは二児の子を育てるママです。この作品はせせらぎさんが夫と死別してしまった実体験をもとに描いたエピソードです。
幼い子どもたちと過ごす日々の中、夫が突然死してしまい、悲しみに飲み込まれたせせらぎさん。子どもたちはそんなママをどうみているのでしょうか。
決して自分の考えを押し付けない
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せせらぎさんは夫がいたらよかったのに、と何度も思いその度にその思いを飲み込んできました。せせらぎさんの思いを押し付けることで子どもたちが「今は幸せではない」と感じてほしくなかったからだといいます。
しかし、やはり最愛の夫を失う気持ちはとても大きく、それを飲み込むことはとてもつらかったことでしょう。せせらぎさんの強さと優しさが伝わります。夫がいないことはとてもつらいことですが、だから不幸だというわけではないのです。
せせらぎさんは、例えお父さんがいてもいなくても、今の楽しい生活は変わらないということを精一杯伝えているのですね。
家族の幸せはそれぞれ
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せせらぎさんはお父さんという席を空席にしているといいます。せせらぎさん自身これからの人生どうなっていくかわからないですものね。亡き夫を愛し続けることは素敵ですが、新しい出会いを否定することはありません。大切なことは、今生きている家族の笑顔です。
家族の幸せや家族の形はそれぞれ。せせらぎさんたち家族も、今ある暮らしの中で、幸せを実感できるといいですね。せせらぎさんの子どもたちへの思いを感じられる作品です。