Ⓒママリ
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父母会限定のSNSに、信じられない悪口
物語の主人公はカナ・アキコ・サヤカの仲良しママ友3人組。同じ幼稚園に子どもたちが入園し、楽しい園生活を送っているかのように見えました。
しかしある日、父母会の掲示板にアキコを中傷する書き込みが投稿されます。匿名の書き込みをしたのは一体誰なのか。積極的に調べていたカナは、3人の共通の友人であるママから有力な情報を得ました。
それはなんと、サヤカが犯人であることを示す証拠でした。
本人はすぐに開き直った
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カナは意を決して、サヤカのキーホルダーが悪口の投稿の写真に写り込んでいたことを伝えます。サヤカは少し黙った後にあっさりと自分が犯人であると認めました。悪びれる様子はなく、ただのストレス発散だったというのです。
子どもたちが赤ちゃんの頃から仲良くしていた3人。そもそもなぜ、サヤカは仲の良いママ友にこんなことをしたのでしょうか。
義母との付き合いがストレス、自由なママ友がうらやましかった
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同居している義母との関係が良好ではなかったサヤカ。しかしそれをママ友たちに相談できずにいました。何も知らないアキコは義母をほめることがあり、アキコにとってはそれも気に入らなかったようです。
もし、義母との関係が良くないことをママ友に伝えられていたら、愚痴を話すなどしてストレス発散できたのかもしれません。しかし「こんなことを話したらどう思われるだろう」など言いにくさを感じてしまうと、そうもいかなかったのかもしれませんね。
人を傷つけてしまったママは、親子ともに居場所がなくなる?
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「自分はもうカナやアキコと関わらない」とサヤカは言いますが、娘には親の人間関係は関係がありません。「明日はコウちゃん(アキコの息子)も一緒に遊びたい」と言われ、自分がしたことの重大さに気付きます。そして「うらやましかった…」と自分の本当の気持ちをカナに打ち明け、涙を見せることに。
サヤカがやったことは決して許される行為ではありません。しかし、カナはサヤカと娘が居場所を失うことは望んでいないように見えます。幼稚園という小さなコミュニティーの中でやってしまったことは、簡単に忘れてもらえませんし消えないことです。サヤカには真摯に反省して、そばにいてくれる人を大切にしていってほしいですね。