©nakakihara
©nakakihara
©nakakihara
©nakakihara
©nakakihara
ママの付き添い入院は「妥当」でも…
ある日突然、顔の半分がひきつってしまった あきこさんの1歳の娘。近所のクリニックを受診したとろ、「大きい病院への紹介状を書きます、おそらく入院になります」と告げられました。
ところが、このとき あきこさんは風邪をひいています。それでも、夫の仕事を考えると、付き添い入院をするのは自分が「妥当」だと考えます。風邪でも受け入れ可能な病院を探してもらい、さっそく病院へと向かいます。
紹介された病院で、さまざまな検査を受け、病室に入れたのは午後11時のことでした。
過酷な入院生活の幕開け
©nakakihara
©nakakihara
©nakakihara
©nakakihara
©nakakihara
風邪でも付き添い入院できる病院が見つかり、ホッとしました。ですが、入院生活は想像以上に過酷…。狭い部屋に高い柵、そして1歳娘も早々に限界が訪れ、不機嫌になってしまいました。
このとき、コロナ禍だったこともあり、荷物の受け渡しのみ許可されていました。そこで、夫へ「新しいおもちゃを持ってきて」とお願いの電話をした あきこさん。ところが、夫に「残業があるからムリ」と断られてしまいます。
さらに、あきこさんの声の調子を聞いて「まだ風邪治ってないの?」と言われてしまいます。この一言で、入院生活のストレスが溜まっていた あきこさんは、爆発してしまいます。
いつもは流せる軽口でも…
©nakakihara
©nakakihara
©nakakihara
©nakakihara
©nakakihara
病室で缶詰め状態の生活を強いられることになってしまった あきこさん。なかなか治らない風邪に、看病をしながらの仕事…。精神的にも体力的にも、つらい状況が伝わってきます。
そんな状況のときに、夫から軽口とはいえ、配慮のないことを言われてしまうと爆発してしまいますね。わが子の一大事に、負担が一方に偏ってしまうと、不満の原因になってしまいますね。離れていても、パートナーのことを思いやる気持ちが大切ですね。
また、今回のお話では、夫は会社員、あきこさんは在宅フリーランスのため、娘の付き添い入院をするのは妻が「妥当」という結論に至りました。ただ、あきこさんは風邪をひいており、病院探しも難航しました。親は、体調不良でも子どもの看病を優先せざるを得ませんね。
ですが、つらいときこそ、一度夫婦で現状を共有し合ったり、困りごとを話したりするのも、必要なのかもしれません。
- 日本医科大学武蔵小杉病院「顔面神経麻痺(まひ)の原因と手術治療と」(https://www.nms.ac.jp/kosugi-h/section/plastic-surgery/plastic-surgery_copy_copy_2_copy_copy_copy_3_copy.html,2023年10月1日最終閲覧)
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「顔面神経麻痺」(http://www.jibika.or.jp/owned/contents1.html,2023年10月1日最終閲覧)