©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
小学生にスマホは必要?
子どもが成長するにつれ、友だちと同じ洋服やおもちゃ、さらには電子機器などを欲しがることがありますね。物欲があることは、悪いことではありません。そして、子どもに与えるかどうか判断するのは親です。
今回のケースでは、子どもがスマホ欲しさにテストでいい成績をおさめました。子どもの頑張りを認め、条件付きでスマホを渡します。
ところが、いくら約束をしても、守ることができなければ、トラブルに巻き込まれてしまうこともあります…。
小学生がスマホに夢中になる理由
©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
小学生の娘が、夜遅くまでスマホを触っていた理由は、友だちからのLINEに「絶対に返信しなければ」という暗黙のルールがあったからでした。そのため、返信しなかったりさちゃんは友だちから無視をされてしまいます。
さらには、「絶交」や仲間はずれをほのめかすようなメッセージが届きます。リーダー格の子の度を過ぎた言動に、りさちゃんは苦しめられます。
そして、さすがに看過できないと判断した主人公は、学校へ連絡をします。
LINEから始まったトラブルの行方は…
©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
©mocchi_kakei
家庭から学校へ連絡を入れたことで、一度、先生から生徒へ改めてスマホ利用について話がありました。ですが、LINEから始まったトラブルは、収束しませんでした。そればかりか、小学校から泣きながら帰ってきたりさちゃん。かわいそうで仕方ありません。
本作では、LINEで返信しなかったことがきっかけで友だちから無視されるようになります。さらに、嫌がらせは発展し、ついには重大なイジメ問題につながってしまった様子が描かれています。
1台のスマホから始まった今回のトラブル。改めて、わが子にスマホを持たせるタイミングや、利用ルールについて考えさせられるお話でした。
また、LINEをはじめとするSNS上では、誹謗中傷が社会問題となっています。面と受かっては言えないことでも、画面を通じて素直に伝えられることがあります。ですが一方で、相手が傷つく言葉も簡単に書き込むことができてしまいます。
画面の向こうには血が通った人間がいること。無視や仲間はずれをされたら、どんな気持ちになるのか…。学校だけではなく、家庭でも子どもと話し合いたいと感じさせる作品でした。