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後悔しても時間は戻らない
次女・ヒカリちゃんは突発性発疹にかかり、その際、熱性けいれんを起こします。けいれんは40分以上続き、病院へ搬送されたヒカリちゃん。ICU(集中治療室)へと運ばれます。医師から「マヒが残るかもしれない」と告げられたサチさん。自分を責めてしまいます。
サチさんからの連絡を受け、会社を早退して帰ってきた夫。夫に、泣きながら謝ると、意外な言葉をかけられます。
どうしても、自分を責めてしまうママ
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夫から「生きているだけでじゅうぶん」や「障害が残ってもヒカリはヒカリ」と、力強い言葉をかけてもらったサチさん。自分を責める気持ちが和らぎ、前向きになれた瞬間でした。
そして数日後、ヒカリちゃんの症状は落ち着き、一般病棟へと移ります。目を覚まさないヒカリちゃんの元へ、家族でお見舞いに行くと、うれしいできごとが起こります。
やっと娘の声を聞くことができた
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症状が落ち着き、一般病棟へと移ることができたヒカリちゃん。眠ったままの状態でしたが、一緒に過ごせることに幸せを感じていました。すると、驚くことが起こりました。久しぶりに目を覚まし、笑顔を見せてくれたヒカリちゃん。「ママ」という声に、思わず涙があふれてしまいます。
当初、娘に後遺症が残ってしまうことに負い目を感じ、自分を責めていた主人公。ですが、夫の前向きな声かけに救われました。そして、娘が目を覚ましたときには「生きていてくれてありがたい」と考えられるようになります。
本作では、突発性発疹から熱性けいれんを起こし、マヒが残った子どもと親の様子が描かれています。改めて、子育てはいつ何が起きるかわからないと感じさせられます。よくあると思える子どもの病気の際も、ちょっとした「いつもと違う」を見逃さないようにしたいですね。
- いしいこどもクリニック「突発性発疹の原因・症状・治療」(https://www.ishii-kodomo-clinic.net/disease07#:~:text=合併症として、熱性けいれん,あるので注意が必要。,2023年10月17日最終閲覧)
- キャップスクリニック「突発性発疹症について」(https://caps-clinic.jp/toppatsu-hosshin,2023年10月17日最終閲覧)
- 難病情報センター「痙攣重積型(二相性)急性脳症(指定難病129)」(https://www.nanbyou.or.jp/entry/4513,2023年10月17日最終閲覧)