©taprikoo
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不審な男が突然保育園に…一体何者?
たぷりくさんは、保育士さん。このエピソードは保育士になって1年目に経験したでき事だそうです。ある日、普段通りに子どもたちをお昼寝させいたたぷりくさんですが、どこからか異様な視線を感じます。
振り返るとそこには見知らぬ男性がガラス張りの窓に張り付き、部屋の中を眺めていました…!明らかに不審なその男性。現場に緊張が走ります。この男性は何者なのでしょうか。また、目的は何なのでしょうか…。
現場の緊張感にハラハラします
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日ごろから不審者訓練を行っているとは言え、突然のことに動揺するのは無理もありません。まさかの事態というのは本当に何の前触れもなく起こるものです。たぷりくさんもこのとき初めて訓練の大切を痛感したかもしれませんね。訓練での迅速でスムーズな行動は子どもだけでなく、自分たちの身も守ってくれるはずです。
しかし、不審者だけでなく、園内外の事故など痛ましい事件もなかなか絶えないことも事実です。どこに潜むか分からない危険を想定し、いざというときは、自らを盾にして子どもたちを守ろうとしてくれる保育士の気苦労は計り知れません…。
今回の場合、男性は不審者ではなく、園児の父親でした。その子の家はシングルマザーだと言いますが、この父親はどのような目的で保育園に行き娘の様子を見に来たのか、本編ではその様子も描かれています。
命を預かる現場でのこのようなトラブル。想像の域を超えるような緊張感がはしったことでしょう…。何はともあれ、何事もなく済んだようで本当によかったです。もしも不審者だったらと、ソワソワしながら読みすすめてしまいました。
報告をすることで守れる命があると知った
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昨今さまざまな家庭が増え、シングル家庭の場合、もう一方の親には会わせられないなど、家庭ごとの事情も複雑化してきたように感じます。DV、虐待といったトラブルから子どもと逃げるように転園をするケースもあるということはとても驚きました。
言いにくい、とは思わず何か事情がある場合は迷わず保育園に報告しておくことが万が一の際に子どもの命を守ることにつながるように思いますね。命を預かってもらう場所なのですから、あらじめ想定できる危険は共有しておきたいものです。
保育園は日ごろ、さまざまな万が一に備えて不審者訓練などに取り組んでくれています。そのような活動報告を積極的にしている保育園もありますよね。園側の活動が分かると保護者も安心して預けることができます。
子どもが笑顔で過ごす楽しい場所というイメージが強い保育園。しかしその裏側では、保育士が子どもの笑顔のために日々気持ちを引き締めながら守ってくれているということが伝わりました。一方で、わが子の命をこれほど真剣に守ってくれている人たちがいます。この事実に安心したのは筆者だけではないはずです。