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事前に撮影していた動画のおかげで、スムーズな診断につながり、陥没(かんぼつ)呼吸をしていることがわかりました。カイトくんは、思っていたより深刻な状態でした。呼吸をするだけで、かなりのエネルギーを消費していたカイトくん。身長や体重がなかなか増えなかったことも、このイビキが影響していそうです。
漫画内で言及されている陥没呼吸とは「呼吸の際に肋骨の間や下の部分がペコペコと凹むように見える呼吸」を指します。お子さんの呼吸状態で気になることがある場合は、早めに医療機関を受診してください 。
- 群馬県「子どもの救急ってどんなとき?~せき・息が苦しい時」(https://www.pref.gunma.jp/page/4127.html,2023年11月6日最終閲覧)
- 育心会「子供の「呼吸が苦しい」を見抜く!」(https://med-ikushinkai.com/departments/medical-treatment-3584/,2023年11月6日最終閲覧)
ささいな違和感をスルーせずに行動を
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次男・カイトくんのイビキに悩み続けた、みほははさんのフォロワーさん。イビキが大きくなるのと並行して、次第に体重が増えなくなり、ついには保健師から虐待を疑われるほどに。保健師やかかりつけ医の対応に苦悩しながらも、信頼できる医師と出会えたことで、扁桃腺・アデノ肥大が原因だと判明しました。
1人の医師からは「たかがイビキ」と言われてしまったというフォロワーさんですが、子どものイビキには、カイトくんのように病気が隠れている可能性があります。お子さんの呼吸状態で気になることがある場合は、医療機関を受診しましょう。医師の説明に納得できない場合には、受診先を変更するのも選択肢です。また、受診の際は診断の手助けとなるよう、呼吸の状況を動画で記録しましょう。
病気の症状には個人差があります。毎日わが子と接している親だからこそ気づける違和感をスルーせず、少しでも早く行動に移すことが大切だと感じさせられるお話ですね。
- おおた耳鼻咽喉科「扁桃肥大・アデノイド肥大」(https://www.ota-jibika.jp/throat/adenoid/,2023年11月10日最終閲覧)
- 矢野耳鼻咽喉科「のどの病気」(https://yano-ent.com/throat/,2023年11月10日最終閲覧)
みほはは専業主婦からフリーランスへ(@miho.haha)さんのインスタグラム