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養子で迎えた娘…血のつながらない「家族のかたち」を伝える難しさ

わが子の成長は何にもかえがたい大切なものですよね。一つ一つがとても大事な思い出であり、その積み重ねが親子のきずなです。それは血のつながりがなくとも、すべての親子にとって変わらないものです。今回は特別養子縁組で親子になった青空ファミリーのエピソードをご紹介します。あきママ 特別養子縁組 里親(@aki.engumi)さんの作品『真実告知にまつわるエトセトラ』です。

©aki.engumi

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生後10か月のころに出会った「わが子」

青空さん夫妻は特別養子縁組の制度を利用して、生後10か月の朝日ちゃんを長女として迎え入れます。例え自分が出産をしていなくても、わが子を初めて抱き上げ青空さん夫妻はとても幸せそうです。

大切に愛情をかけて親子・家族としてのきずなを深めていく朝日ちゃんと青空さん夫妻。そして、青空さんにはいつか朝日ちゃん自身に出生について伝える「真実告知」についても、自分たちなりの考えをもっていました。

理想とは違った真実告知…娘は大丈夫?

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告知は自然の流れでしたいと考えていた青空さん。しかし、朝日ちゃんが3歳のころ「おっぱいを飲んでいたの?」という話題から、真実告知をすることになります。いくら愛情を注いで育てたとはいえ、母乳をあげてなかったことは事実。あきママさんには少しだけ切ないエピソードですね…。そしてそれは朝日ちゃんにも伝わり、情緒不安定になってしまいます。

本当のお母さんじゃない、と言葉だけ聞くと幼い子でもショックがあるのかもしれません。真実の告知の難しさが伝わるとともに、親子の気持ちを思うと切なくなりますね…。

血のつながりだけが家族のカタチじゃない

©aki.engumi

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青空さんは、朝日ちゃんに大好きであること、大切であることをていねいに何度も伝えます。朝日ちゃんを生んでいないだけで、朝日ちゃんのお母さんは紛れもなく、あきママさんですよね。プリンセスの話から「ままはは(継母)」という言葉を覚えていた朝日ちゃんも、安心した表情です。

生い立ちはときにデリケートな問題としてとらえがちですが、大事なことは今ある家族のきずなです。朝日ちゃんだってあきママさんの愛情をたくさん感じて育っているはずですよね。愛情は必ず伝わります。実子でも養子でも、大切なこと変わらずお互いの愛情やきずななんだと気づかされます。それぞれの家族の形があっていいはずですよね。

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【全話読める】
真実告知にまつわるエトセトラ

あきママ 特別養子縁組 里親(@aki.engumi)さんのインスタグラム

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