©nishikei_hetamanga
先輩の代理として働くバイト先で、バッキーと出会い付き合うことになったキキさん。気になっていた人と結ばれ浮き足立つキキさんでしたが、付き合う前と言動が変わっていく彼は、モラハラの片鱗をのぞかせます。
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涼しい顔で嘘をつき通し、罪悪感などみじんも感じていなさそうなバッキーが恐ろしく感じますね。SNSでさえも自由を制限されてしまったキキさんは、息苦しかったのではないでしょうか。
恋人の違和感に気づいたら、自分を大切にする行動を
激しい束縛をされたり人格否定をされたりする関係が長く続くほど、自分がモラハラを受けていると自覚するのは難しくなっていくのかもしれません。
キキさんに似た状況の方の中には、相手に反論したり別れ話をしたりすると、暴力に発展するケースもあるようです。男女共同参画局は、交際相手をコントロールしたり、「自分のモノ」として扱ったりすることについて「交際相手に対する『暴力』、いわゆる『デートDV』にあたります」として、以下のように啓蒙しています。
あなたにとって幸せってどんなこと?その幸せは、自分で選んだものでしょうか?自分のことは自分で決めていいのです。嫌なことは、「NO」と言ってもいいのです。あなたの感じている「怖い」や「つらい」 は、もしかすると交際相手からの暴力、いわゆるデートDV かもしれません。
あなたには幸せに生きる権利があります。
あなたのこころやからだを大切にできるのはあなた自身です。暴力をふるわれていい人などひとりもいません。
時には相手から離れることも選択肢の1つです。別れることに相手のOKはいりません。 ※1
- 男女共同参画局「恋人に対して不満やイライラがたまってしまっているあなたへ」(https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/date_dv/batterer.html,2022年11月23日最終閲覧)
モラハラやデートDVを受け続けると、心身に不調をきたす可能性もあります。恋愛は本来、自分と相手が幸せになるもののはず。ときには別れを選ぶことも必要な選択です。自分と相手が同じように幸せになれる恋愛をしたいものですね。
ニシ・ケイ(@nishikei_hetamanga)さんのインスタグラム