Ⓒほや助
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学校から配信されたメールの内容は、あの日の不審者・キュアおじの行動と重なるものでした。今までにどのくらいの被害が出ているのでしょうか。泣き寝入りのケースもあったのかもしれません。行動の内容といえ、悪質すぎますよね。
子どもと話しておきたい「誘拐事件に遭わないために」
Ⓒほや助
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近年、凶悪事件が後を絶たず、子どもに被害が及んだものも報道されています。遊びに出かけたわが子がなかなか帰って来ないと、「もしかして誘拐?」などと、気が落ち着かなくなりますね。とはいえ、常に親がついていられるわけではありません。そこで、子どもが誘拐や連れ去りについての意識を高められるよう、親子で話しておくことが大切です。
誘拐が発生しやすいのは、子どもが1人でいる時、ひとけのない場所。また、千葉県警察の調査によると、不審者が出没する時間帯は登下校時間帯(14~17時)が約76%を占めているといいます。登下校時間には特に注意が必要です。
まずは1人になるシチュエーションを作らず、複数で行動するよう伝えましょう。そしてもし危険を感じた時には、相手から離れる、防犯ブザーを鳴らす、大声を上げるなど、具体的にどうすればよいかを教えましょう。
いざというときは動揺して思うように動けないこともあります。できれば防犯シミュレーションを行い、必要な行動を体で覚えさせておくと良いでしょう。
- 千葉県警察「不審者情報の分析結果」(https://www.police.pref.chiba.jp/seisoka/safe-life_protect-suspicious.html,2024年1月14日最終閲覧)
- 文部科学省「学校の危機管理 学校の危機管理マニュアル」(https://anzenkyouiku.mext.go.jp/mextshiryou/data/seikatsu01.pdf,2024年1月14日最終閲覧)