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仕事と育児。妻と夫がそれぞれで耐えられない苦労を抱えることもあるでしょう。そんな余裕がないときでも、相手に言ってはいけないことがありますよね。
本意ではなかったとしても一度出た言葉は消せません。でも夫にふくこさんの思いを理解してもらえ、きちんと謝ってもらえたことでふくこさんもよかったと思っているのではないでしょうか。
時とともに変化していく夫婦像を描く作品
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この作品では、著者・安田ふくこさんと夫がお金に関する話し合いをする中で、ふいに過去の夫婦間のしこりについて思い返したエピソードが描かれます。現在は良好な夫婦関係を築いているという安田さん夫婦ですが、長男の子育て中に心身ともに限界を迎えたふく子さんに対し、夫が心ない発言をしたことがあるというのです。
約15年前のできごとで、発言はたった一言。でも、その一言がふくこさんにとってはとてもつらいものでした。急な指摘に驚いた夫ですが、当時のことを思い返し、余裕がなかった自分の発言を改めてふくこさんに謝罪。夫婦間のしこりは和らぎ、納得して会話を終えることができました。
結婚したばかりのころ、子どもができた直後、そして子どもが成長したころ。子育ての段階や夫婦の年齢などによって、夫婦像は変化し続けていくものです。どの段階でもどちらかだけが不満を抱えたり我慢したりするのではなく、思いを伝え合える2人でいたいですよね。このエピソードを読むと、夫婦間でよくある発言によるすれ違いやモヤモヤをどう解消していけばいいのか、改めて考えさせられます。