ありがたい!保護者の方々からの「楽しい謝恩会」
保育士として何度も謝恩会に出席させていただく中で、印象的で楽しかった演出についてご紹介します。
お忙しい中で準備を進めていただき、とてもありがたいと感じています。
ラジオ風の司会進行にびっくり
ある謝恩会で、司会の保護者の方が、ラジオのパーソナリティーのように進行してくださったことがあります。本当に面白く、今までに見たことない謝恩会で、先生たちもみんな楽しんでいました。
アイデアがとっても素敵で、考えて楽しませてくれたことがとてもうれしかったです。
こうした話術は得意な方とそうでない方がいらっしゃると思いますが、特技として持っている方が担当してくれると楽しいですよね。経験上、司会進行の保護者の方の声色が明るいと、式全体が楽しく盛り上がる印象があります。できれば明るく進行できるタイプの方が司会をしていただけると、より楽しい謝恩会になると思いますよ。
BGMのセレクトが素晴らしい
先生たちの入場の時、食事の最中、出し物の時…などなどその場に合わせて一つ一つ曲を考えてくださり、BGMを変えてくれたことで、より楽しい雰囲気や、感動的な雰囲気が高まりました。
みんなで意見を出し合ってくれたのかな?と思うと、そこまで考えてくれてありがたいなと思いました。
実はよくある、謝恩会中の「残念な状況」
保育士にとってもとてもうれしい謝恩会ですが、実はよくある残念な状況も存在します。
先生と保護者が一堂に会して食事をする機会はなかなかないだけに、うまくいかないパターンは想像しにくいですよね。もしこれから式進行を考える保護者の方がいたら、ぜひ楽しい謝恩会のために参考にしていただけたらうれしいです。
間延びすると雰囲気が崩れてしまうことも
保護者の方がさまざまな出し物を考えてくださることをとてもうれしく思っています。一方、出し物の準備にあまりにも時間がかかってしまったり、段取りがあいまいだったりすると、せっかくの素敵な出し物中に、見ている人の雰囲気がグダグダしてしまうことも。
次のコーナーへ移るときなどはなるべくパッと切り上げ、進行はサクサク進むように計画されるといいかもしれないと思います。
子どもがはしゃぎすぎるのはよくあるパターン
保護者だけ参加の謝恩会もありますが、子どもも一緒に参加する謝恩会の場合、これはあるあるだと思います。いつもと違う雰囲気で、大好きなお家の人、友達、先生一緒。子どもにとっては「なんて楽しい雰囲気なんだ!」という状況ですよね。
中にはお店の中を走り回る子も出てきてしまうことも。そうなると先生がいても収拾がつかなくなってしまうのが困ったポイントです。出し物をしても、先生からメッセージをもらう時も、プレゼントを渡す時も、ただ騒がしいまま終わってしまうことがあるのです。
やはり、会自体に子どもが飽きてくると騒ぎだしてしまう傾向があると思います。できれば子どもが静かにできる時間を考えて、時間配分するのがおすすめです。また、保護者の方同士で話し合い、子どもに「座っていようね」などと声かけをする作戦を立てるのもいいと思いますよ。
園生活の楽しい思い出の一つに
お忙しい中謝恩会の計画を立てる保護者の方々、本当にお疲れさまです。打ち合わせを進める中で、戸惑ったり、悩んだりすることもあるかと思いますが、先生たちは一生懸命考えてくださったお気持ちがうれしいです。
ぜひ、こちらの記事を参考に、園生活の最後の思い出となる謝恩会を楽しんでくださいね。