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家出した息子を発見
宿題のことでオニハハ。さんにしかられて、夕方に家出をしてしまった長男。夕暮れの時刻が迫るなか、オニハハ。さんは必死に長男を探します。
長男を探して車を運転している最中、オニハハ。さんにはいろいろな感情がわき上がってきました。長男を見つけたら心配かけたことを怒らなきゃと思いながら、不安に飲み込まれそうになっていたその時、とうとう公園の入り口で長男のことを発見します。
逃げようとする息子
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家出をした長男を公園の駐車場で発見したオニハハ。さん。しかし母に気づいた長男は、怒られることを恐れたのか、また逃げ出してしまいます。
なんとか長男を捕まえたオニハハ。さんですが、怒りに満ちた表情の長男を前に、何をどう伝えたら良いのか言葉が見つからずに戸惑ってしまいました。
まだ未就学児で宿題のない下の子たちと、小学生の自分を比較してやり場のない思いを抱えていた長男の気持ちにオニハハさんは気づきます。
本音でぶつかる母
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長男を探している間、見つけたらたくさん言いたいことがあったオニハハ。さん。しかし、いざ長男を目の前にすると怒りの言葉は出てきません。
夜道を子ども1人で歩くことの危険性や、長男のことをどれほど大切に思っているのかということを、オニハハ。さんは涙ながらに長男に伝えました。そして母の気持ちが伝わったのか、長男も涙するのでした。
なぜ家を出て行ってはいけないのか。その意味が長男・イチくんには伝わったのではないでしょうか。子どもと向き合って本音をしっかりと伝えれば、子どもにも伝わるのだと感じる作品でした。
ただ、子どもは親の予想だにしない行動をとることがあります。オニハハ。さん宅でもそうだったように、ひょんなきっかけで家を飛び出してしまうことも。普段から、家を勝手に出ていってはいけないことや、外に出たときの危険性などを家族で話す機会を持ちましょう。また、子どもは親の想定外の行動をするということを忘れずに見守っていきたいですね。