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肩を震わせ、涙を流す母に言えなかった言葉
小学生時代、家出を繰り返す母がなぜ父と離婚しなかったのか、不思議に思ったツマ子さんはその理由を聞きました。「離婚していたらツマ子は生まれなかったよ?」と言われ「それは仕方ないんじゃない?」と返したツマ子さん。しかし、母はその言葉を聞き、肩を震わせながら涙を流しました。
ツマ子さんは母が幸せであることの方が大事だと思っての発言でしたが、わが子から「生まれなくてもよかった」と言われてしまったら…それはとても悲しいですよね。
私は母になった
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悲しい雰囲気を打ち消すかのように立ち上がった母を見て、自分のことは二の次で家族を守っている、常に我慢をしている母の苦労を知ったツマ子さん。子ども心にその大変さを感じたのでしょうね。
そして3児の母となった現在。ツマ子さんは母となり、どんなことを感じでいるのでしょうか。
1人になりたい…と思った
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いざ自分が母となると、母というものは大変という言葉では言い表せないことを実感したツマ子さん。体だけではなく心も疲れ切っているようです。そして「1人になりたい…」と心の中でつぶやいていました。
子どもの時はなぜ母が家出をするのか、離婚をしないのか理解できずにいたツマ子さん。しかし、自分も母となりその苦労を身をもって感じ、家出をしていた母に思いをはせているようです。この気持ちに共感できる方はたくさんいるのではないでしょうか。
子どものころからなんとなくわかっているつもりでいても、その想像を超える苦労が母にはありますよね。母になった今だから振り返りたい「あのころの母」。『母の家出』は、親になった今だからこそ、泣ける・共感できる作品です。