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結婚後「幸せ」だと感じていた
このお話は原案者であるはぴはろさんの経験をもとに描いたエピソードです。主人公の父親はアルコール依存症で、十分な愛情を受けて育ったとは言えませんでした。
しかし、愛する人ができて大切な家族ができて主人公は幸せを実感していました。しかし、そんな幸せはがいつもの間にか壊れてしまったといいます。
日常的なモラハラで、母子ともに追い詰められた
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繰り返し繰り返し、自分が悪いと責められ続けた主人公。心はすり減りついに精神的に追い詰められていきます。それでも、それがモラハラであると気づいたのはしばらくしてからのことでした。
日常的に責められ続けると、人は自分が悪いのだと思い込むようになっていくと言います。主人公もいつの間にか自分が悪いのだと刷り込まれるように、自分自身を追いつめていきます。
しかし、主人公の不調にわが子たちにも異変が起きるようになっていきます。たとえモラハラが妻に対してだけのものだとしても、その様子を目の当たりにする子もダメージを受けます。この時点で主人公はついに「家を出る」と決断します。
価値のある「幸せへの一歩」を踏み出した
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いつか元通りになれるかもしれないと考えてきた主人公。しかし、子どもたちのため、新しい生活に一歩踏み出す決意ができました。そしてその先では、子どもと母親の幸せな暮らしが待っていたといいます。
新たな一歩を踏み出すことをためらう人もいるでしょう。しかし、その一歩は大きな勇気ある一歩です。自分を否定する声に飲み込まれることなく、自身の幸せを大切に生きてほしいと感じる漫画作品です。
原案:はぴはろ
イラスト:西谷まみ