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「限界や…」日常茶飯事の夫婦げんか
ツマ子さんは当時、小学生。両親の夫婦げんかはツマ子さんにとって見慣れた光景だったといいます。母親が出ていく姿も、その後あわてた父親を見るのも「またか」という程度だったツマ子さん。
「もう限界」とつぶやく母親はとても疲れ切っているように見えます。いったい何があったのでしょうか。
家出をしても、母はその日の夜には戻る母
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夫婦でお店を経営していたツマ子さんの両親。一緒にいる時間が長いせいか衝突することもたびたびあったといいます。荷物をまとめて出ていく母親ですが、夜になると必ず帰ってきていました。どこかで気持ちを落ち着かせてきていたのでしょうね…。
ある日、そんな母親を不思議に思い「離婚は考えなかったのか?」と尋ねます。離婚していたら、ツマ子は生まれなったという母親に対して、ツマ子さんはなんと答えるのでしょうか。
あかんよ、子どもの返事に涙を流す母親…
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ツマ子さんは母親を傷つけたかったわけではありません。お母さんが幸せならそれでいい、そう思うツマ子さんの母親への思いは本当の気持ちなのでしょう。しかし、母親としては、子どもに「生まれなくてよかった」なんて言われたと考えると…。胸が痛む気持ちが理解できます。
「あかんよ」という母親の言葉からは、子どもの立場からはなかなか想像しにくいかもしれない、母親から子への思いがわかります。
子どもの思いと親の思い、双方の気持ちに心がザワザワとするシーン。夫婦げんかをする親と、その様子を見ている娘。そしてその娘もいずれ親になります。それぞれの家庭にある「家族の形」について考えたくなるお話でした。