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いつものように、三男の絵を飾ったところ…
いくた家では、子どもが描いた絵を壁に飾ることが定着しています。子どもたちが描いた絵を大切にしたいと思い、始まったことでした。ですが、日を追うごとに絵は増えていき、今ではすっかり貼る場所がないほどです。
すると、見かねた夫が絵を整理し始めました。一部の絵を除いて、壁からはがし、久しぶりにスッキリしました。そこへ、「ドラゴンの絵を描いた」という三男がやってきたのです。いつも通り、絵を飾ると夫は怒りだしてしまいました。
たしかに、キレイに整理したばかりの場所に、新たにモノを置かれてしまったら…。「せっかくキレイにしたのに」と思う気持ち、理解できます。ですが子どもは、親に否定されてしまったように感じてしまい…。
三男の言葉に「はっ」とした
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三男のチカくんは、絵を飾ってもらうのがうれしいと思っています。ですが、長男・次男の絵に比べると下手だと思っているため、そばに貼るのはイヤだと感じています。
たしかに、下の子にとって、お兄ちゃんたちの作品と並べられてしまうと、自分の未熟さが際立つため自信がなくなってしまいます。とうとう「もう絵を描かない」とつぶやいてしまいました。
三男へのフォロー、どうする?
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絵を描くことは、楽しいと思いながら取り組むのが一番ですね。他の人と比べなくてもいいことを伝えました。すると、「明日も好きなもの描く」と、笑顔になってくれました。ホッと一安心ですね。
本作では、子どもの絵がきっかけで、夫婦ケンカに発展してしまったエピソードが描かれています。夫は、家をキレイに保ちたいと考えています。たしかに、キレイな環境で過ごすことは、気持ちがいいですね。
一方で、はなさんは子どもが楽しく絵を描くことに重点を置いています。そのため、壁の整理はどうでもいいとさえ思っています。
夫婦、どちらの言い分も理解できますね。だからこそ、落としどころを見つけることは、とても大切です。あなたは、パートナーと価値観の違いを感じたとき、どのように対処していますか?時には、ケンカに発展してしまうこともあるかもしれません。ですが、解決のために、冷静に話し合うことが必要ですね。